来生たかお大百科／コンサート
解説 †
ツアータイトルには、同年に先駆けてリリースされたオリジナルシングル「Day by day」を冠している。
オフィシャルサイトの「プロフィール」では、本ツアーの合間に開催された『来生たかおアコースティックコンサート2002 Day by day』と2箇所のクリスマス公演『来生たかおクリスマスコンサート2002 Day by day』と併せて『来生たかおコンサートツアー2002 Day by day』として紹介されている。但し、『来生たかおアコースティックコンサート2002 Day by day』のセットリストとは大きく異なる。
リハーサル †
8月28日から行われた*1。翌29日のリハーサルは、前日に出来なかった打ち込みを使う楽曲から始った。その後は、スタッフと共に打ち込みのデータの取り込みを出し、帰宅後は来生を電話をし、2日間のリハーサルの出来を確認したという*2。
9月3日は、通しリハーサルが2回行われた。曲繋ぎのタイミングを確認する等、部分的な修正はあったものの、全体的な流れが見え、着実に進歩している事を感じたという。松田は、本ツアーのメニューの後半は体力勝負とも言える構成で、ここが大きな盛り上がりになることは間違いないと述べている*3。
9月4日はリハーサルの最終日で、音楽的な打ち合わせはほとんど終わっていた為、本番通りに2回演奏された。前日はまだメンバーに余裕がない部分もあったが、この日は大分良くなったという*4。
その他 †
年末には、『来生たかおクリスマスコンサート2002 Day by day』と題したクリスマス公演が開催された。また、本コンサートツアーの曲目を元にBS-i（BS-TBS）『KISUGI TAKAO STUDIO CONCERT 〜Day by day〜』と題したスタジオライヴ形式の番組が放送された（下記「放送」参照）。
各公演 †
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- 1日目（埼玉県）
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主催：（財）鴻巣市施設管理公社、エニー／後援：文化放送
会場においてサウンドチェックをした後、本番同様にリハーサルをした*5。本番では、来生がMCの最中に遅れて入って来た観客に声を掛けるという場面があった*6。
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| | 主なMC
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かつて埼玉県の北本市に居住していた／息子達に勧められたトム・クルーズ主演『バニラ・スカイ』は、何が面白いか解らない／小林桂樹主演の東宝映画『黒い画集』はお勧め
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- 2日目（神奈川県）
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松田は、客席の盛り上がりをはっきりと感じ、前半では演奏が終わる毎に熱い拍手が起き、後半では拍手に混じって納得の行ったような歓声までも聞こえたという*7。
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- 5日目（福岡県）
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主催：FBS福岡放送、fm fukuoka、（財）岡垣サンリーアイ管理会社、BEA／協賛：JAS日本エアシステム
松田の機材が一番の聴かせどころでトラブルを起こした。松田は、咄嗟の判断で辛うじて弾き通したが、終演後に楽器担当者と相談をし、10月の公演からは別の機材を使う事にしたという*8。
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- 6日目（長崎県）
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主催：NIB長崎国際テレビ、FM長崎、BEA／協賛：JAS日本エアシステム
10月18日に久し振りにリハーサルが行われた。最初に「セカンド・ラブ」「マイ・ラグジュアリー・ナイト」のリハーサルが行われ、暫し休憩を取ってからメニューを最後まで通して終了となった*9。
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- 7日目（岡山県）
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BS-i（BS-TBS）『KISUGI TAKAO STUDIO CONCERT 〜Day by day〜』の収録の翌日に開催された。上記番組でカメリハも含めて2回も演奏していたので、久し振りのステージでもノリが良かったという。また、公演の前後に、以前スタートルのギタリストだった荒木博司が楽屋に顔を出した*10。
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- 8日目（大阪府）
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12月17日にリハーサルが行われた。最初にクリスマス公演用の楽曲を練習してから通しリハーサルに入った*11。久し振りのバンド編成ということもあり「夢の途中」と「Goodbye Day」を除いて全曲をリハーサルした。恒例となっている「Made In X'mas」に関しては、念入りに打ち合わせを行い、来生がアクション（ジャンプ）を決める場面では実演もなされた*12。また、本番では花火が使用された。
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| | 主なMC
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車の運転中、車道にはみ出て来る老人は「お年寄り」ではなく「爺」「婆」と思ったり、対向車と擦れ違う瞬間に「このままハンドルを右に少し切ると正面衝突だな、死んじゃうんだな」と思ったりする／最近報道された交通事故の考察／翌年にアルバムをリリースしたい
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- 9日目（東京都）
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クリスマス用の楽曲のチェックのみで本番を待った。「楽園のDoor」の間奏の辺りで来生と目配せをした松田は、互いにリラックスしている事を感じ、自然な流れの中で生まれる調和で心が通い合ったと思えたという*13。
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| | 主なMC
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今年は可もなく不可もなく／12月6日に行われた『ソロコンサート2002 Day by day』の公演後、風邪を引いてしまい、下痢が辛く、1週間も入浴しなかった／松井秀喜のFA宣言は失敗だと思う／プレゼントへの謝辞
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スケジュール †
| No. | 日付 | 会場 | 開場／開演 | 料金／席種 | 備考 |
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| 1 | 2002.09.06（金） | 埼玉県・鴻巣市文化センター（クレアこうのす） | 18:00／18:30 | 5000円／指定席 | |
| 2 | 2002.09.13（金） | 神奈川県・杜のホールはしもと | 18:30／19:00 | 5000円／指定席 | |
| 3 | 2002.09.18（水） | 大分県・宇佐文化会館 | 18:00／18:30 | S席4500円／指定席 | |
| A席4000円／指定席 |
| 4 | 2002.09.20（金） | 宮崎県・県立芸術劇場 演劇ホール | 18:30／19:00 | 5500円／指定席 | |
| 5 | 2002.09.21（土） | 福岡県・岡垣サンリーアイ ハミングホール | 18:00／18:30 | 5500円／指定席 | |
| 6 | 2002.09.22（日） | 長崎県・長崎市平和会館 | 17:00／17:30 | 5500円／指定席 | |
| 7 | 2002.10.26（土） | 岡山県・吉井町民会館 | | | |
来生たかおクリスマスコンサート2002 Day by day
出演 †
- Vocal, Piano：来生たかお／Keyboards, Chorus：松田真人／Keyboards：山崎教昌／Guitar, Chorus：土屋潔／Electric Bass：千葉一樹／Drums：佐藤武美
セットリスト †
2002.09.06（金）／2002.09.13（金） †
2002.12.19（木）／2002.12.21（土） †
放送 †
- BS-i（BS-TBS）『KISUGI TAKAO STUDIO CONCERT 〜Day by day〜』（2003.02.15/19:00-20:54／収録：2003.02.10）
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