来生たかお大百科／コンサート
解説 †
2015年から恒例になった、タイトルに「Stand Alone」「Acoustic Tracks」を冠したコンサートツアー。
MC内では、ツアー8日目の熊本公演で本ツアーが終了する旨が語られたが、同タイトルで秋にも開催される事がオフィシャルサイト等で先んじて発表されていた。
美術 †
前年のコンサートツアー『来生たかお Stand Alone 2019 Acoustic Tracks』と比するとシンプルで、会場によっては吊り物が用意されたが、エフェクトマシンによる「流れ雲」等、照明効果が主だった。
MC用のサイドテーブルに置かれたアンティーク調のスタンドライトは、ツアー1日目の旭川公演では「マイ・ラグジュアリー・ナイト」の時に点灯されたが、以降は来生が舞台正面のスツールに腰掛ける場面の他、開演前や楽曲によってはピアノでの演奏中等にも点灯された。なお、長野公演以降はスタンドライト自体が設置されなかった。
楽曲 †
「さよならの重み」は、1番がピアノによる弾き語りで歌い始められた。
「はぐれそうな天使」は、リフレインの箇所でスローテンポに変わり、来生がピアノに向かったまま片手で拍子を取りながら歌われた。
ツアー2日目以降、「夢の途中」では、桜井の誘導により、観客の手拍子が起きた。
アンコールでは、来生は「マイ・ラグジュアリー・ナイト」のイントロが流れる中で再登場した。
パーカッションは、カホンを始め、シンバルやシェイカー、ウィンドチャイム等に加え、スネアドラム、バスドラム（長野公演以降は割愛）も用意された。ドラムスティックは、マレットが多用された他、「マイ・ラグジュアリー・ナイト」ではワイヤーブラシが使用された。
長野公演からは、4曲が割愛されたのと同時に、本ツアーを挟んで開催された『来生たかお Exclusive Live Memories of Showa』から昭和歌謡が5曲加えられた。それに合わせ、ギターはアコースティックからセミアコースティック（エレクトリック）に代えられた。また、「雨に咲く花」「いいじゃないの幸せならば」「ふれあい」は、眼鏡を外し、プロンプターで歌詞を確認しながらスタンドマイクで歌った。
その他 †
衣装は、裾出しスタイルのシャツに、白黒の縞柄のネクタイ、グレー系のカーディガンだった（長野公演以降はノーネクタイ）。
山崎教昌は「ピアノ、キーボード」担当として紹介された。また、RYUMEIは北海道（旭川、札幌）公演のみハットを着用し、「ギターとコーラス」担当として紹介された。
各公演 †
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- 1日目（北海道）
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主催：道新スポーツ、道新文化事業社／特別協力：HBC北海道放送、STVラジオ、エフエム北海道／後援：日本音声保存／企画制作：テン・イヤーズ
アンコールの前に、ステージに駆け寄った観客が花束を差し出すアクシデントがあった。また、MCの最中、客席から着信音が流れ、来生が指摘する場面があった。
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当会場では1980年代によくコンサートを行い、近隣のラーメン屋「みづの」は、2014年に訪れた時は定休日だったが、今回は昼食で立ち寄れた／5年前はもう当地でのコンサートは最後かと思ったが、また来られて嬉しい／「はぐれそうな天使」はCMの為に書いた／「美しい女」を作詞した山川啓介に会った時、「夢の途中」のB面にした事に感謝されたのは、印税が入ったからだと思った／60歳になった時にMCでその旨を話したのがつい昨日のよう／今の年齢は不安だらけでネガティヴだが、美味しい物を食べたり、良い映画を観たり、読みたい本をじっくり読んだりして思考停止している／山口瞳が60代後半に書いたエッセイの「春がこんなに良い季節だと思わなかった」という一節が今は解る／老子の「論語」の中の「七十にして心の欲する所に従って矩を踰えず」の境地が若い内に備わっていたら、例え進歩はなくてもピエール瀧や新井浩文のようにはならない／薬物事件の度に発せられる紋切り型の批判（薬物は体をボロボロにして廃人にしてしまう）は虚しく、ピエール瀧が20代から常習していたにも拘わらず誰も気付かなかったので説得力がない／ヒロポンという商品名の由来／池波正太郎の文章「人間は良い事も悪い事もする」／イチローの引退会見は素晴らしく、「生き様」ではなく「生き方」という言葉遣いや、子供達へのメッセージと吉本隆明の言葉「好きな事を10年続ければ一丁前になれる」との共通点、謙遜ではなく正直な気持ちであろう「人望がないから監督はやらない」というコメント等が印象に残った／イチローの愛犬“一弓”と同じ18歳の愛犬”ミミ”は耳も目も老いているが何とか元気／永六輔に作詞を依頼した「いいのかな…」と歌手デビュー25周年記念アルバム『Dear my company』
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- 2日目（北海道）
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主催：道新スポーツ、道新文化事業社／特別協力：HBC北海道放送、STVラジオ、エフエム北海道／後援：日本音声保存／企画制作：テン・イヤーズ
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| | 主なMC
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「はぐれそうな天使」はCMの為に書いた／「美しい女」を作詞した山川啓介に会った時、「夢の途中」のB面にした事に感謝されたのは、印税が入ったからだと思った／60歳になった時にMCでその旨を話したのがつい昨日のような／今の年齢は不安だらけでネガティヴだが、美味しい物を食べたり、良い映画を観たり、読みたい本をじっくり読んだりして思考停止している／山口瞳が60代後半に書いたエッセイの「春がこんなに良い季節だと思わなかった」という一節が今は解る／老子の「論語」の中の「七十にして心の欲する所に従って矩を踰えず」の境地が若い内に備わっていたら、例え進歩はなくてもピエール瀧や新井浩文のようにはならない／新井は西川美和監督作品『ゆれる』（2006）で良い演技をしていた／自分で「来生（らいせい）」という元号を考えてみた／「来」という漢字の旧字「來」は中々良い字だと思う／小田和正がライヴで大事なのはMCだと言っていたが、自分はコンサートツアーで同じ話をするのが辛く、会場を和ませられない／薬物も虐待も苛めも人間が存在する限りなくならない／学校での苛めが話題になるが、そもそもやりたくない事をやらせる学校自体が苛めである／薬物事件の度に発せられる紋切り型の批判（薬物は体をボロボロにして廃人にしてしまう）は虚しく、ピエール瀧が20代から常習していたにも拘わらず誰も気付かなかったので説得力がない／ヒロポンという商品名の由来／池波正太郎の文章「人間は良い事も悪い事もする」／イチローの引退会見での質疑応答の速さに感心し、もし自分が「貴方にとって音楽とは何ですか?」等と訊かれたら口籠ってしまう／「生き様」ではなく「生き方」という言葉遣いや、子供達へのメッセージと吉本隆明の言葉「好きな事を10年続ければ一丁前になれる」との共通点、謙遜ではなく正直な気持ちであろう「人望がないから監督はやらない」というコメント等が印象に残った／イチローの愛犬“一弓”と同じ18歳の愛犬”ミミ”は耳も目も老いているが何とか元気／永六輔に作詞を依頼した「いいのかな…」と歌手デビュー25周年記念アルバム『Dear my company』
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- 3日目（神奈川県）
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主催：神奈川新聞社、FMヨコハマ／企画制作：テン・イヤーズ／後援：日本音声保存／協力：アクセス
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岡林信康のコンサートを観に行った時、平日にも拘らず開演時間が早くて驚いたが、観客はリタイア組が多いからだと納得、自分のコンサートも何れそうなるかも知れない／闘病中の岡村孝子の復帰を願う／「はぐれそうな天使」はCMの為に書いたが、自作曲しか歌わない岡村孝子が本曲を歌ったのは意外だった／「美しい女」を作詞した山川啓介に会った時、「夢の途中」のB面にした事に感謝されたのは、印税が入ったからだと思った／さくらももこの訃報とその後に追悼の為に歌った「金曜日の夢 〜朝か夜かの物語〜」／山田風太郎の言葉「人の死は3日経てば300年前に死んだのと同じ」／人が死ぬとその年月日や死因を書き留めておく／前年に亡くなったザ・ベンチャーズのノーキー・エドワーズ、星由里子、大杉蓮、樹木希林／今年亡くなった萩原健一と桃井かおりが主演した東宝映画『青春の蹉跌』（1974）／現在の60代は若いような年寄りのような中途半端な年齢だが、不安や悩みが多くなった／ゴルフはやらないが観るのは好き／皐月賞で2000円分の馬券を購入した／競馬は当たらないように出来ている／山口瞳の言葉「競馬の必勝法は競馬をやらない事」／『来生たかお Exclusive Live Memories of Showa』の告知／色んなジャンルの音楽を取り入れた歌謡曲の素晴らしさ／桑田佳祐の『ひとり紅白歌合戦』／幼少時に我が家にやって来たテレビで観た「雨に咲く花」／永六輔に作詞を依頼した「いいのかな…」と歌手デビュー25周年記念アルバム『Dear my company』
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- 4日目（京都府）
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主催：サウンドクリエーター／企画制作：テンイヤーズ
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当会場に見覚えがないのは何十年も前のまだリニューアル前に来訪して以来だから／山口瞳が60代後半に書いたエッセイの「春がこんなに良い季節だと思わなかった」という一節が今は解る／闘病中の岡村孝子の復帰を願う／「はぐれそうな天使」はCMの為に書いたが、自作曲しか歌わない岡村孝子が本曲を歌ったのは意外だった／岡村孝子が歌った後に自分がカヴァーをしたと本ツアーでは説明していたが、インターネット上には順序が逆な為、そちらの方が正しいと思った／「美しい女」を作詞した山川啓介に会った時、「夢の途中」のB面にした事に感謝されたのは、印税が入ったからだと思った／ゴールデンウィークは孫の希望でラウンドワンに家族5人で行った／映画は自宅で快適に観るのが専ら／是枝裕和監督作品『万引き家族』の感想（華麗な万引きシーンがなかった／苦手な濡れ場があった／小津作品は濡れ場がないので安心して観られる／疑似家族の絆と呪縛、監督は本作品のヒットを期待していなかっただろう）／最も好きな是枝作品は『歩いても歩いても』『海よりもまだ深く』／『来生たかお Exclusive Live Memories of Showa』の告知／色んなジャンルの音楽を取り入れた歌謡曲の素晴らしさ／桑田佳祐の『ひとり紅白歌合戦』／幼少時に我が家にやって来たテレビで観た「雨に咲く花」／永六輔に作詞を依頼した「いいのかな…」と歌手デビュー25周年記念アルバム『Dear my company』
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- 5日目（広島県）
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主催：広島ホームテレビ、ANY（J:COMグループ）、（公財）廿日市市芸術文化振興事業団／企画制作：テン・イヤーズ
MCの際、台本が譜面台から落ち、スタッフが駆け付ける場面があった。
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山口瞳が60代後半に書いたエッセイの「春がこんなに良い季節だと思わなかった」という一節が今は解る／廿日市市でのコンサートは初めて／当地出身の�盒郷人�子からは刺激を受けている／闘病中の岡村孝子の復帰を願う／「はぐれそうな天使」はCMの為に書き、自身のヴァージョンの後、自作曲しか歌わない岡村孝子が本曲を歌ったのは意外だった／「美しい女」を作詞した山川啓介に会った時、「夢の途中」のB面にした事に感謝されたのは、印税が入ったからだと思った／ゴールデンウィークは断捨離をしようと思っていたが、孫の希望でラウンドワンに家族5人で行った／映画は自宅で快適に観るのが専ら／是枝裕和監督作品『万引き家族』の感想（華麗な万引きシーンがなかった／苦手な濡れ場があった／小津作品は濡れ場がないので安心して観られる／疑似家族の絆と呪縛、仕事場が汚い自分は汚い家族の暮らし振りを観ても平気だが富裕層の観客には嫌われるだろう、監督は本作品のヒットを期待していなかっただろう）／最も好きな是枝作品は『歩いても歩いても』『海よりもまだ深く』／高齢者ドライバーの事故／自宅周辺は高齢者家庭が多く、今後も団塊の世代が年老いて行く／共産党支持者ではないが「戦闘機を１機買うよりも社会保障」というポスターに共感する／山田風太郎の言葉「長生きが祝福されない時代が来る」／タクシードライバーになりたいくらい自動車の運転が好き／高齢者に免許証を返納させるには返戻金100万円や交通機関の無料化が必要／不完全な人間が運転している以上、事故は避けられず、諦観の境地になる／永六輔に作詞を依頼した「いいのかな…」と歌手デビュー25周年記念アルバム『Dear my company』
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- 6日目（埼玉県）
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主催：ANY（J：COMグループ）／共催：公益財団法人川口総合文化センター／企画制作：テン・イヤーズ
最初のMCの途中で、スピーカーから異音が鳴り続くハプニングがあり、スタッフがステージ等で対応するまでコンサートが中断した。その間、来生はトークで、RYUMEIはギターのアドリブ演奏で場を繋いだ。
客席には来生夫人の姿があった。
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山口瞳が60代後半に書いたエッセイの「春がこんなに良い季節だと思わなかった」という一節が今は解る／当会場でのコンサートは初めて／楽屋で喫煙がOKなのは素晴らしい／急性白血病を患っている岡村孝子の復帰を願う／今では不治の病ではないが治療薬は高額で、小学3年生の時に白血病で亡くなった同級生の事を思い出した／「美しい女」を作詞した山川啓介に会った時、「夢の途中」のB面にした事に感謝されたのは、印税が入ったからだと思った／昔の2時間ドラマ（市原悦子主演『おばさんデカ 桜乙女の事件帖』、大地康雄主演『刑事・鬼貫八郎』、眞野あずさ主演『弁護士・高林鮎子』、小林桂樹主演『弁護士・朝日岳之助』、北大路欣也主演『事件』）に嵌っている／枝裕和監督作品『万引き家族』の感想（華麗な万引きシーンがなかった／苦手な濡れ場があった／小津作品は濡れ場がないので安心して観られる／疑似家族の絆と呪縛、仕事場が汚い自分は汚い家族の暮らし振りを観ても平気だが富裕層の観客には嫌われるだろう、監督は本作品のヒットを期待していなかっただろう）／今年亡くなった有名人（京マチ子、ドリス・デイ、市原悦子、萩原健一、森山加代子）／知っている人達が居なくなり、知らない人達が増え、知らないアーティストがアリーナクラスの会場でコンサートを行っている事実に驚く／自分は1980年代以降、世の中に付いて行けなくなった／夏目漱石が作品内で「哲学の烟」と表した煙草が排斥されるのはストレス社会では逆効果／『来生たかお Exclusive Live Memories of Showa』の告知／色んなジャンルの音楽を取り入れた歌謡曲の素晴らしさ／桑田佳祐の『ひとり紅白歌合戦』／幼少時に我が家にやって来たテレビで観た「雨に咲く花」／永六輔に作詞を依頼した「いいのかな…」と歌手デビュー25周年記念アルバム『Dear my company』
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- 7日目（千葉県）
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主催：ANY（J：COMグループ）／共催：公益財団法人市川市文化振興財団／企画制作：テン・イヤーズ
アンコールの後、来生はお辞儀の後に片手を揚げてからステージから捌けた。
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| | 主なMC
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2010年に当会場でコンサートを行ったが、今回は新道路を通って1時間で来られた／急性白血病を患っている岡村孝子の復帰を願う／「美しい女」を作詞した山川啓介に会った時、「夢の途中」のB面にした事に感謝されたのは、印税が入ったからだと思った／山口瞳が60代後半に書いたエッセイの「春がこんなに良い季節だと思わなかった」という一節が今は解る／ゴールデンウィークは断捨離をしようと思っていたが、孫の希望でラウンドワンに家族5人で行き、メダルゲームが面白かった／物臭なので映画は自宅で観るのが専ら／昔の2時間ドラマ（市原悦子主演『おばさんデカ 桜乙女の事件帖』、大地康雄主演『刑事・鬼貫八郎』、眞野あずさ主演『弁護士・高林鮎子』、小林桂樹主演『弁護士・朝日岳之助』、北大路欣也主演『事件』）に嵌っている／夫婦役の大地康雄と左時枝のやり取りが面白く、薬丸裕英が小林桂樹の息子役を演っていた頃が良かった／枝裕和監督作品『万引き家族』の感想（仕事場が汚い自分は汚い家族の暮らし振りを観ても平気だが富裕層の観客には嫌われるだろう、監督は本作品のヒットを期待していなかっただろう）／是枝作品のロケ地（松任谷由実が広めた東京都清瀬市の和菓子店「新杵本店」等）は見知っている場所なので親近感が湧く／今年亡くなった有名人（京マチ子、ドリス・デイ、市原悦子、萩原健一、森山加代子）／知っている人達が居なくなり、知らない人達が増え、知らないアーティストがアリーナクラスの会場でコンサートを行っている事実に驚く／自分は1980年代以降、世の中に付いて行けなくなった／夏目漱石が作品内で「哲学の烟」と表した煙草が排斥されるのはストレス社会では逆効果／BS朝日『土井善晴の美食探訪!』で美味しそうな料理を観ても、それが禁煙の店ならば寛げない／店主が銜え煙草で炒飯を作っている近隣の中華料理店はレトロで素晴らしい／当会場の楽屋は禁煙／煙草擁護の話ならば2、3時間は出来る／酒や自動車絡みの事件は起きるがなくならない／厚生労働省は国民の健康など考えておらず、街を綺麗にしたいだけ／夫婦共に喫煙者だが副流煙を吸っている愛犬は18歳で元気／『来生たかお Exclusive Live Memories of Showa』の告知／色んなジャンルの音楽を取り入れた歌謡曲の素晴らしさ／桑田佳祐の『ひとり紅白歌合戦』／幼少時に我が家にやって来たテレビで観た「雨に咲く花」／永六輔に作詞を依頼した「いいのかな…」と歌手デビュー25周年記念アルバム『Dear my company』
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- 8日目（福岡県）
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主催：TNCテレビ西日本、FM FUKUOKA、BEA／共催：電気ビル みらいホール／企画制作：テン・イヤーズ
冒頭、メンバーが登場した時点で観客から拍手が起きた。桜井はメンバー紹介において、RYUMEIがお辞儀をした際にウィンドチャイムを、山崎の際にはシンバルを軽く鳴らして加わった。また、「これから始まる物語」の演奏中、観客席で携帯電話の着信メロディが鳴るアクシデントがあった。
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| | 主なMC
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当会場でのコンサートは1年振り／来年は古希なので今後が不安だが今年もコンサートが出来て嬉しい／急性白血病を患っている岡村孝子の復帰を願う／「美しい女」を作詞した山川啓介に会った時、「夢の途中」のB面にした事に感謝されたのは、印税が入ったからだと思った／向田邦子のエッセイ「卵とわたし」を読み、自分はこれまで何本の煙草を吸って来たかを計算した所、50数年以上に亘って1日40本吸っていると仮定したら75万本を超えていると判り、品物代や税金をどれだけ払って来たか思いを馳せた／ファンからの手紙はモチベーションが上がって有難いのと同時に、プレゼントで最も嬉しいのは煙草だが『セブンスター』の「ソフト」でないと下痢をしてしまう／自分は1980年代以降、世の中に付いて行けなくなった／夏目漱石が作品内で「哲学の烟」と表した煙草が排斥されるのはストレス社会では逆効果／自殺者の中にはほとんど喫煙者が居ない／もう禁煙の流れは止められないと思うので、自宅や自家用車の中で吸えれば良いと諦観している／復帰した大橋純子がテレビで歌っていた「シルエット・ロマンス」が見事で感銘を受けた／『来生たかお Exclusive Live Memories of Showa』の告知／色んなジャンルの音楽を取り入れた歌謡曲の素晴らしさ／桑田佳祐の『ひとり紅白歌合戦』／永六輔に作詞を依頼した「いいのかな…」と歌手デビュー25周年記念アルバム『Dear my company』／井上陽水や忌野清志郎との思い出
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- 9日目（熊本県）
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主催：KAB熊本朝日放送、FMK エフエム熊本、BEA／企画制作：テン・イヤーズ
冒頭、メンバーが登場した時点で観客から拍手が起きた。桜井はメンバー紹介において、RYUMEIがお辞儀をした際にウィンドチャイムを、山崎の際にはシェイカーを軽く鳴らして加わった。
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| | 主なMC
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当会場でのコンサートは1年振り／早くも猛暑だが朝晩との寒暖の差で身体がおかしくなってしまった／来年は古希なので今後が不安だが、今年もコンサートが出来て嬉しい／急性白血病を患っている岡村孝子の復帰を願う／「美しい女」を作詞した山川啓介に会った時、「夢の途中」のB面にした事に感謝されたのは、印税が入ったからだと思った／映画は自宅で快適に観るのが専らな／昔の2時間ドラマ（市原悦子主演『おばさんデカ 桜乙女の事件帖』、大地康雄主演『刑事・鬼貫八郎』、眞野あずさ主演『弁護士・高林鮎子』、小林桂樹主演『弁護士・朝日岳之助』、北大路欣也主演『事件』）に嵌っている／是枝裕和監督作品『万引き家族』の感想（華麗な万引きシーンがなかった／苦手な濡れ場があり、リリー・フランキーの裸なんぞ見たくない／小津作品は濡れ場がないので安心して観られる／疑似家族の絆と呪縛、仕事場が汚い自分は汚い家族の暮らし振りを観ても平気だが富裕層の観客には嫌われるだろう、監督は本作品のヒットを期待していなかっただろう）／最も好きな是枝作品は『歩いても歩いても』『海よりもまだ深く』／復帰した大橋純子がテレビで歌っていた「シルエット・ロマンス」が見事で感銘を受けた／お勧めの映画『わたしは、ダニエル・ブレイク』『ギリシャに消えた嘘』／永六輔に作詞を依頼した「いいのかな…」と歌手デビュー25周年記念アルバム『Dear my company』／井上陽水や忌野清志郎との思い出
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- 10日目（長野県）
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主催：ANY（J:COMグループ）／企画制作：テン・イヤーズ
スタンドマイクで歌った後、ピアノに向かってから、サイドテーブルに眼鏡を置き忘れた事に気が付き、取りに戻った。
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| | 主なMC
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5年前に良いホールだと思った当会場で再びコンサートを開催出来て嬉しい／2箇月振りのステージは緊張感と新鮮さがある／来月から歌手デビュー44年目で来年は古希になる／競泳の池江璃花子と同じく重い病を患っている岡村孝子の復帰を願う／復帰した大橋純子の見事な歌いっ振りに感銘を受けた／自分が患う可能性が高い病は、父親の家系の脳溢血と、50年以上嗜んでいる煙草による肺癌だが、特に何も対策をしておらず、人間いつ死ぬか判らないがその時期が近くなったのは嫌になる／阿川弘之の短編小説『鮨』（『鮨 そのほか』所蔵）を是枝裕和が映画化したら良さそう／歌謡曲の素晴らしさ／「あいつ」を歌った旗照夫は恰幅が良くてダンディーで、フォーマルな格好で歌っていた／「学生時代」は素晴らしい楽曲だが、自分の学生時代は余り良い思い出がなかったので、若い頃に帰りたくない／我が家がテレビを購入した小学3年生の頃、「雨に咲く花」のセンチメンタルなメロディーが気に入った／「いいじゃないの幸せならば」は刹那的、退廃的な歌詞にさり気ないメロディーで仕上がっている／永六輔に作詞を依頼した「いいのかな…」と歌手デビュー25周年記念アルバム『Dear my company』／忌野清志郎との思い出
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- 11日目（北海道）
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主催：枝幸町芸術文化事業企画実行委員会／後援：枝幸町教育委員会／協力：サウンド企画
チケットの販売は、枝幸町在住者には同年8月6日からだったが、非在住者は9日2日からで、町内のプレイガイドの他、現金書留での支払いによる郵送販売も行われた。
開演前、会場ロビーの天井からコンサートの告知チラシが大量に提げられ、飾られていた。
長野公演と同じく、スタンドマイクで歌った後、ピアノに向かってから、サイドテーブルに眼鏡を置き忘れた事に気が付き、取りに戻った。
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| | 主なMC
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嵐のような天候の中、来場して貰えて有難い／前日に早起きをし、1日1便しかない稚内空港行きに乗るべく羽田空港内の端まで歩いて大変だった／前日の稚内は残暑厳しい東京と違って気持ち良い日和だったが、当日に現地入りする道中は天気が良くなくて折角の景色が残念だった／今月から歌手デビュー44年目／楽屋で食べた出前の掛け饂飩が美味しかった／来年は古希になるが、当地でのコンサートは初めてで、年齢的に一期一会だろう／競泳の池江璃花子と同じく重い病を患っている岡村孝子の復帰を願う／復帰した大橋純子の見事な歌いっ振りに感銘を受けた／歌謡曲の素晴らしさ／「あいつ」を歌った旗照夫は恰幅が良くてダンディーで、フォーマルな格好で歌っていた／「学生時代」を作曲した平岡精二の「爪」も素晴らしい／我が家がテレビを購入した小学3年生の頃、「雨に咲く花」のセンチメンタルなメロディーが気に入った／「いいじゃないの幸せならば」は刹那的、退廃的な歌詞にさり気ないメロディーで仕上がっている／永六輔に作詞を依頼した「いいのかな…」と歌手デビュー25周年記念アルバム『Dear my company』／忌野清志郎との思い出
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スケジュール †
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| No. | 日付 | 会場 | 開場／開演 | 料金／席種 | 備考 |
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| 1 | 2019.04.06（土） | 北海道・旭川市公会堂 | 15:30／16:00 | 6500円／指定席 | JAF会員、HOKUSEN会員：3500円 | | 2 | 2019.04.07（日） | 北海道・道新ホール | 15:30／16:00 | 6500円／指定席 | JAF会員、HOKUSEN会員：3500円 | | 3 | 2019.04.14（日） | 神奈川県・横浜市市民文化会館 関内ホール | 15:00／15:30 | 6500円／指定席 | 横須賀市産業振興財団ひとびとみうら会員：5500円 | | 4 | 2019.05.11（土） | 京都府・ロームシアター京都 サウスホール | 15:30／16:00 | 6500円／指定席 | | | 5 | 2019.05.12（日） | 広島県・はつかいち文化ホール（ウッドワンさくらぴあ） | 15:00／15:30 | 6500円／指定席 | ドゥプレ（広島市中小企業勤労者共済事業）会員：4700円 | | 6 | 2019.05.17（金） | 埼玉県・川口リリア 音楽ホール | 18:00／18:30 | 6500円／指定席 | 入場者数：550名*1 | | 7 | 2019.05.19（日） | 千葉県・行徳文化ホールI＆I | 15:00／15:30 | 6500円／指定席 | ローズメンバーズは6200円 | | 8 | 2019.06.01（土） | 福岡県・電気ビルみらいホール | 17:00／17:30 | 6500円／指定席 | | | 9 | 2019.06.02（日） | 熊本県・くまもと森都心プラザ プラザホール | 16:30／17:00 | 6500円／指定席 | | | 10 | 2019.09.21（土） | 長野県・軽井沢大賀ホール | 15:00／15:30 | 6500円／指定席 | | | 11 | 2019.10.04（金） | 北海道・枝幸町中央コミュニティセンター イベントホール | 18:30／19:00 | 一般前売2500円／自由席 | 枝幸町芸術文化事業実行委員会第34回主催事業
入場者数：250名（チケット販売枚数：281枚）／公演料：275万円*2 | | 高校生以下前売1000円／自由席 | | 高校生以下当日1500円／自由席 |
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出演 †
Vocal, Piano：来生たかお／Keyboards：山崎教昌／Acoustic Guitar, Electric Guitar, Chorus：RYUMEI／Percussions：桜井正宏
セットリスト †
2019.04.06（土）／2019.04.07（日）／2019.05.11（土）〜2019.06.02（日） †
2019.04.14（日） †
2019.09.21（土）／2019.10.04（金） †
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