来生たかお Stand Alone 2014 Christmas Color

来生たかお大百科／コンサート

解説 †

2006年に始まった、タイトルに「Stand Alone」「Christmas Color」を冠したクリスマス公演。

美術 †

「Made In X'mas」では、ピアノの裏側からサンタクロースのビニール人形が立ち上がる演出や、エンディングでクラッカーが炸裂する演出が行われた。

楽曲 †

「地上のスピード」から「アゲインスト」へ、｢思い出の時差｣から｢浅い夢｣へと切れ目なく演奏された。

「地上のスピード」は、レコーディング版のコーラスがシンセサイザーの音色で表現された。

「About You」「マイ・ラグジュアリー・ナイト」ではウッドベースが使用された。

その他 †

メンバー紹介は、バンドメンバーによるインストゥルメンタルにそれぞれのソロ演奏を交えながら行われ、そのまま「僕等のダイアリー」の演奏に繋げられた。

「さよならのプロフィール」の間奏において、翌年にニューアルバムをリリースする旨等を含めた挨拶が行われた。

この年のコンサートから掛け始めた眼鏡を外してスタンドマイクで歌った（なお、以降のステージもスタンドマイクで歌う際は眼鏡を外すスタイルが定着）。

各公演 †

• 1日目（東京都）

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  主催：エニー、ちけっとぽーと／企画制作：テンイヤーズ／後援：日本音声保存 +   主なMC この会場で演るのは4年目／今年からステージで眼鏡を掛けている／今年はソロコンサートで全21箇所を回り、14年間も途切れずに演れて嬉しかった／問わず語りは難しい／爺臭い話にお叱りの手紙が来るが、関心事は「老い」、愛犬“ミミ”は人間で言えば60代／高倉健の追悼で改めて観た東映映画『飢餓海峡』／「Wonder Night」を編曲した八木正夫は、高倉健の映画音楽も手掛けており、高倉の律義で折り目正しい人柄に感心した／後を追うように亡くなった菅原文太

• 2日目（兵庫県）

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  主催：神戸国際会館／企画制作：テンイヤーズ／協力：サウンドクリエーター 「About You」の間奏から2番を歌い出すアクシデントがあった。また、「Made In X'mas」やメンバー紹介でのインプロビゼーションの最中にギター演奏の仕草をする場面があった。 +   主なMC 64歳になってもクリスマス公演が出来て嬉しい／今年からステージで眼鏡を掛けている／14年間、続けているソロコンサート『Stand Alone』の公演数を増やして全21箇所、回った／ソロコンサートはピアノだけで変化がないので、姑息に感じながらも観客が退屈しないようにMCを多くし、てんでばらばらの世の中で問わず語りは難しいが、小津安二郎や向田邦子の作品に興味を持って貰えたら幸い／爺臭い話はしないで欲しいというファンの手紙が届くが、年齢的にどうしても死や老いについて考えてしまう／団塊の世代の高齢化を想うと、オリンピックをやっている場合ではないと感じる／愛犬“ミミ”の老いた姿に涙が出て来る／近隣のデパートの地下へ下りる階段に手摺りがなくて不安になり、老いを感じる／山口瞳の言葉「いつまでも若いと思わず」に共感する／亡くなった高倉健が出演した東映映画『飢餓海峡』がTSUTAYAの追悼コーナーにあって嬉しかった／フランス・エストニア・ベルギー映画『クロワッサンで朝食を』／プレゼントや手紙

スケジュール †

出演 †

• Vocal, Piano：来生たかお／Keyboards：山崎教昌／Electric Guitar, Chorus：RYUMEI／Electric Bass, Wood Bass：藤谷一郎／Drums：長谷部徹

セットリスト †

開演前BGM＝We Wish You A Merry Christmas／Santa Clause Is Coming To Town／Silent Night／White Christmas

1. 地上のスピード
2. アゲインスト
3. 冷たくても夢中
4. 夢の途中
   MC
5. About You
6. Wonder Night
7. マイ・ラグジュアリー・ナイト
8. シルエット・ロマンス
   MC
9. 涙嫌い
10. 白いラビリンス（迷い）
11. 針の雨
    MC〜メンバー紹介
12. 僕等のダイアリー
13. 夢より遠くへ
14. 思い出の時差
15. 浅い夢
16. Goodbye Day
17. さよならのプロフィール（※間奏で挨拶）
18. Made In X'mas
    MC
19. あなたに還る日

※:18,19：アンコール
※:1〜4,12〜17,19:Piano

開演後BGM＝Jingle Bells