2006年に始まった、タイトルに「Stand Alone」「Christmas Color」を冠したクリスマス公演。
長らく続けていた中野サンプラザホールでのクリスマスコンサートが、5年振りに開催された。なお、オフィシャルサイトでの事前告知では『35th Anniversary スペシャル・ライブ 2010 Stand Alone Christmas Color』と記された。
同年の12月12日に先行発売された歌手デビュー35周年記念アルバム『ひたすらに』の収録曲が披露されたが、時間的な都合から、オリジナル新曲の全てと、セルフカヴァーをした4曲が選ばれた*1。
「Made In X'mas」では、前々年、前年と行われなかったクラッカーの演出が復活した。
「デイ・ブレイク」は、Aメロの最後(「淡く浮き立つ」の部分)のメロディーが大きく上行する形に改変された。
「灼けた夏」は、オリジナル版ではサビ前の2小節だけ4拍子から3拍子に変わるが、全編を通じて4拍子で歌われた。
「静けさのメニュー」は、同じ箇所で演奏ミスが重なり、1回目は最初から歌い直したものの、2回目はミスをした箇所から歌い続けた。この件については、後日ラジオ番組*2にて、事前の暗譜に勘違いがあった旨を告白した。
かつてステージやレコーディング等で来生と共演した柿崎洋一郎が20余年振りに参加した。柿崎は、来生が作る楽曲はとても繊細で美しい為、演奏に相当気を遣うと述べると共に、本ステージへの参加を依頼された時から緊張し、本番でも20余年経験した事のない緊張感を味わい、目頭が熱くなる場面も多々あったという*3。
バックバンドのメンバーは、各人のエピソード(佐藤はラーメン通が高じてお店を経営していた事、安田は遠方から東京に通っていて体型が変わらないのは羨ましい事、塚本は同年代の土屋潔に代わって初参加で、酒好きなので酒を飲んだらどう変わるのか興味がある事、RYUMEは共にアルバム作りをしていて、昔の音楽に詳しく、自身のアルバムを作った事、柿崎は24年振りにコンサートに参加した事)を交えて紹介された。
塚本史朗がエレクトリックギターで初参加した。
主なMC |
主催:ニッポン放送、ちけっとぽーと/企画制作:テンイヤーズ/後援:日本音声保存/協力:ソーゴー東京
日付 | 会場 | 開場/開演 | 料金/席種 | 備考 |
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2010.12.22(水) | 東京都・中野サンプラザホール | 18:00/18:30 | 6800円/指定席 |
開演前BGM=WHAM!「Last Christmas」/We Wish A Merry Christmas/Silent night
※21,22:アンコール
※1〜5,9,10,13,14,16,19,20:Piano/15:Karaoke/22:Piano Solo