コンサートツアーに組み込まれず、単発で行われたクリスマス公演。
「Made In X'mas」では、演出にクラッカーが使用された。「夢紡ぐ日」では、スノーマシンによる疑似雪の演出がなされた*1。
ピアノをこれまでのコンサートと逆向きに配置した事に大層な意図はなく、1900年代の最後に少し変えてみようと思っただけだったが、それを鑑みたスタッフは、オープニングは緞帳を下げておく事にしたという*2。
選曲はいつも通り歌詞よりもメロディーを重視し、ステージでより映える楽曲を50曲から30曲、そこから実際に披露した曲数が選ばれ、また、バラードを活かす為に定番の「Goodbye Day」は外された*3。「シルエット・ロマンス」や「夢の途中」が前半に配置されたのも、同じ意図があったという*4。
「恋人の領分」に関しては、当初は別の楽曲を選曲していたが、ふと他に演っていない楽曲を考えた時に思い浮かんで組み入れた*5。
「風と共に去りぬ」が中盤に配されたのは、曲調的にもう終わりかと思わせておいてそうではない、という演出だった*6。
「さまよう言葉」は、転調して間奏に入る箇所で挨拶をする構成がぴったりだと感じ、当初から最後に披露する事を決めており*7、また、曲数を増やした為、MCを減らす必要があり、それも曲中での挨拶に繋がったという*8。
「挟み撃ち」「吐息の日々」「そっとMIDNIGHT」等のアップテンポな楽曲は、「兎に角、格好良く」との要望を松田真人に伝え、メドレー形式で繋いだ*9。
主催:ニッポン放送/企画制作:ベイシック/後援:ケイファクトリー/共催:ビコーズ
主なMC |
日付 | 会場 | 開場/開演 | 料金/席種 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1999.12.23(木) | 東京都・中野サンプラザホール | 18:00/18:30 | 6000円/指定席 | *11 |
開演前BGM=アンドレ・ギャニオン
※21〜23:アンコール
※1〜4,9〜10:Piano/14,15:Piano Solo