倉橋ルイ子

来生たかお大百科 ＞ 楽曲提供＆カヴァーアーティスト

収録曲の全てが来生作品のアルバム『RUIKO SINGS TAKAO KISUGITHANKS』に関して倉橋は、それ以前は同年齢や少し年下の女性の心情を歌って来たが、上記アルバムでは、想像出来ない大人の女性の心理が新鮮で楽しく、自分自身も大人になったような気分になったと語っている*1。また、男性の立場からの歌詞だった為、何処までも女性の歌になっていると言われたが、来生えつこは女性が男性の言葉で歌うのは面白く、弟の歌を聴き慣れている所為か、新鮮だったと述べている*2。

浅い夢 †

来生えつこが自分には絶対に歌えないと評する本曲に関して倉橋は、難しい音も出て来るが、音楽的な事を知らない分、そういうものだと思い、すんなり歌えたと答えている*3。また、来生えつこは、元々は高田真樹子の為に作ったが実現しなかった本曲をいつか女性に歌って欲しいと思っており、更にヒットしてくれたらもっと嬉しいと語っている*4。

• 作詞：来生えつこ
• 作曲：来生たかお
• 編曲：甲斐正人
• 来生たかおのオリジナル楽曲のカヴァー

おだやかな構図 †

• 作詞：来生えつこ
• 作曲：来生たかお
• 編曲：甲斐正人
• 山口百恵の提供曲のカヴァー

Goodbye Day †

来生版とは異なり、2番後のサビのリフレインがもう1回あり、それがフェイドアウトする終わり方をしている。

• 作詞：来生えつこ
• 作曲：来生たかお
• 編曲：甲斐正人
• 来生たかおのオリジナル楽曲のカヴァー

暗闇にさよなら †

収録アルバムの中で、歌い難いと思った楽曲として、本曲を挙げている*5。それに対して来生えつこは、サビで曲調が一転する構成に触れて「急に来ますからね、あれは（笑）」と表現している*6。

• 作詞：来生えつこ
• 作曲：来生たかお
• 編曲：星勝
• かとうはつえへの提供曲のカヴァー

潮風のソネット †

アレンジは、来生版のオリジナルヴァージョンを基調にしている。

• 作詞：来生えつこ
• 作曲：来生たかお
• 編曲：甲斐正人
• 来生たかおのオリジナル楽曲のカヴァー

罪な雨 †

本曲のリリース前（1983年8月25日）に早川英梨がアルバム『CITY』の収録曲「罪な雨〜so sad rain」のタイトルでリリースしているが、提供曲としては扱われておらず、来生のコンサートツアーのパンフレット等に掲載されている提供曲リストでは、倉橋ルイ子への提供曲「罪な雨 〜so sad rain〜」として記載されている。また、早川版や来生のカヴァー版との相違点として、最後に短いリフレイン「罪だわ」が付け加えられている。

来生えつこは、本曲は倉橋に合っていると思ったが、ブレスのない箇所がどう歌われるのかは気になったという*7。その事に関して倉橋は、デモテープを聴いた時は、来生がすんなり歌っていたので気にならなかったが*8、実際に歌ってみたらとても難しく、実際は上手く歌えなかった為、当初予定していたアルバムへの収録は見送り、もっと歌えるようになってからシングルとしてリリースしたと語っている*9。来生は、難しい楽曲だが倉橋は凄く自然に歌っていると述べている*10。

• 作詞：来生えつこ
• 作曲：来生たかお
• 編曲：星勝
• 4:41
• 早川英梨の提供曲「罪な雨 〜so sad rain」を改題してカヴァー

長雨 †

• 作詞：来生えつこ
• 作曲：来生たかお
• 編曲：星勝
• 来生たかおのオリジナル楽曲のカヴァー

涙嫌い †

• 作詞：来生えつこ
• 作曲：来生たかお
• 編曲：星勝
• 来生たかおのオリジナル楽曲のカヴァー

まぼろしほどに †

• 作詞：来生えつこ
• 作曲：来生たかお
• 編曲：若草恵

メランコリー・ハーバー †

収録アルバムの中で、歌い難いと思った楽曲として、本曲を挙げている*11。

• 作詞：来生えつこ
• 作曲：来生たかお
• 編曲：若草恵

夢の途中 †

ボサノヴァ風にアレンジされている。来生版とは異なり、最後のスキャットは割愛されている。

• 作詞：来生えつこ
• 作曲：来生たかお
• 編曲：甲斐正人
• 来生たかおのオリジナル楽曲のカヴァー

My Birthday wish come true †

• 作詞：島エリナ
• 作曲：来生たかお
• 編曲：岩崎文紀
• 4:51