用語 / ナ行 / 鳴かぬなら


鳴かぬなら(ナカヌナラ)

「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス(織田
信長)」「鳴かぬなら鳴かせてみせようホト
トギス(豊臣秀吉)」「鳴かぬなら鳴くまで
待とうホトトギス(徳川家康)」。戦国三傑
の性格をとらえた有名な句である。

これらは本人たちが詠んだものではない。作
者は江戸時代の人で、もと平戸藩主の松浦静
山。この句は前278巻にもおよぶ彼の大著
「甲子夜話」に収められている。このあとに、
当時の将軍政治を風刺した句が続いていた。

関連項目: 織田信長 豊臣秀吉 徳川家康 戦国時代


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