釣り野伏せ †
戦国時代、合戦時に用いられた戦法のひとつ。
囮がおびきだした敵兵を、伏兵が挟み撃ちす
る。途中で見破られぬよう、囮部隊には高度
な技術が要求された。中国・三国時代の将・
劉備が、反乱軍との戦いで用いたという。
薩摩の島津軍が得意とし、島津軍は、日向・
木崎原で伊東氏を、日向・耳川で大友宗麟の
軍勢を、島原・沖田畷で龍造寺隆信をこの戦
法を用いて殲滅。さらに天下人・豊臣秀吉の
先鋒軍をも豊後・戸次川で潰滅させた。
関連項目: 島津義弘 島津家久 龍造寺隆信 豊臣秀吉 九州
用語 /
タ行 /
釣り野伏せ
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