用語 / タ行 / 茶の湯


茶の湯(チャノユ)

寺院での喫茶の礼から始まった茶道のこと。
戦国時代、大名や商人のあいだに教養として
広まる。茶匠・村田珠光が飾りを捨て淡々と
したなかに深い味わいを見出す「わび茶」を
創始。信長や秀吉に仕えた千利休が大成した。

大名にとって茶会は、他大名との社交の場で
あり、茶器は高い価値を持った。織田家臣・
滝川一益は武田氏との合戦で功をあげ、上野
に城を与えられたが、所望していた茶器を得
られなかったため、落胆したという。

関連項目: 織田信長 豊臣秀吉 滝川一益


用語 / タ行 / 茶の湯