用語 / タ行 / 第六天魔王


第六天魔王(ダイロクテンマオウ)

人々の仏教修業を妨げる魔王のこと。ヒンド
ゥー教の神のひとつが、仏教に取り込まれた
もの。武田信玄が「天台座主」、つまり天台
宗の最高僧であると自称した書状に対する返
信で、織田信長は「第六天魔王」と自称した。

信長は、対立する近江・延暦寺を比叡山ごと
焼き討ちにし、女子供までも処断した。また
伊勢・長島では約2万人がろう城する砦に周
囲から火を放った。信長はまさに魔王のごと
き所業をくり返した。

関連項目: 織田信長 武田信玄


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