用語 / サ行 / 政略結婚


政略結婚(セイリャクケッコン)

政治的な理由や己の保身を目的に、当事者の
意思に関係なく成立させる結婚のこと。戦国
時代には、大名間でごく一般的に行われた。
これは、主君への忠誠を示したり、他国との
同盟を確かなものとする手段のひとつだった。

織田信長は、戦略上重要な近江を治める浅井
長政に妹・お市を嫁がせ同盟を結んだ。同盟
が成立した喜びからか、信長は本来結納をも
らうべき立場であるところを、逆に浅井家に
持って行ったともいわれる。

関連項目: お市 浅井長政 織田信長


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