用語 / サ行 / 真田丸


真田丸(サナダマル)

大坂冬の陣の時、真田幸村が大坂城玉造口に
築いた三日月形の大砦。その形から偃月城と
も呼ばれる。難攻不落の大坂城唯一の弱点を
防御すべく構築された。周囲の空堀がめぐら
され三重の柵の内側を5、6千の兵で守った。

徳川軍は、挑発的に発砲してくる真田丸に、
攻撃を仕掛けるが、甚大な被害を出して敗退
した。これに懲りた家康は和議による事態収
拾に転換。和議が成立すると、真田丸取り壊
しを命じ、資材は総掘の埋め立てに使われた。

関連項目: 真田幸村 徳川家康 大坂城


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