用語 / サ行 / 上洛


上洛(ジョウラク)

地方から京へ上ること。「洛(陽)」は京の
異称。平安期、嵯峨天皇は中国の都にならっ
て京の東部部を「洛陽」、西部分を「長安」
と名付けた。しかし湿地の多い長安は衰え、
洛陽のみが発展。洛陽の言葉のみが残った。

戦国時代、各地の戦国大名は上洛を競った。
室町幕府の権威は失墜していたが、京の将軍
を保護する者は全国の大名に号令する大義を
得られるからである。だが今川義元、武田信
玄らは上洛に失敗。織田信長のみが成功した。

関連項目: 武田信玄 織田信長


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