示現流 †
戦国時代、東郷重位が開いた兵法。薩摩(鹿
児島)に広まった。「一の太刀を疑わず」を
心得とし、「チェストォ」の気合いとともに
最初の一撃に全力をこめる。その凄まじさは、
鎧兜もろとも敵を斬り倒すほどだった。
稽古は厳しく、常に敵に対するのと同じ心境
でいるために互いに礼を交わすことはない。
振りあげた右手に左手を添える「蜻蛉(とん
ぼ)」に構え、地面に埋めた堅い木を木刀で
ひたすら打ち込むのが基本的な練習となる。
関連項目: 東郷重位 島津義弘
用語 /
サ行 /
示現流
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