用語 / カ行 / 啄木鳥戦法


啄木鳥戦法(キツツキセンポウ)

啄木鳥が虫を捕る際、木の反対側をつついて
虫を驚かし、穴から這い出たところを捕らえ
る習性にちなむ。第四回川中島の戦いで、妻
女山に布陣する上杉謙信の軍とこう着状態と
なると、武田軍師・山本勘助が献策した。

信玄はこの策を採用。密かに一軍を妻女山に
向かわせる。謙信を奇襲して山から追い出し、
八幡原で挟撃せんとしたのだ。謙信は炊煙か
ら異変を察知。武田奇襲隊の到着前に山を降
り、八幡原に進出、啄木鳥戦法の裏をかいた。

関連項目: 武田信玄 上杉謙信 山本勘助 車懸 川中島


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