車懸 †
合戦時の戦法のひとつ。地形や兵力によって
変わるが、本陣を中心に三陣、二陣、先手の
順に外へ円を描くように布陣。陣全体を回し
ながら、一部隊ずつ敵に攻撃を加えていく。
団結力が要求され、大人数での実行は難しい。
1561年、第四回川中島の戦いの時、上杉
謙信は武田軍に対し、この車懸の戦法を用い
た。夜霧が晴れると同時に、上杉軍は機動回
転しながら、武田軍主力を猛撃。これにより
武田兵8千余りを討ち取った。
関連項目: 上杉謙信 武田信玄 川中島
用語 /
カ行 /
車懸
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