用語 / カ行 / 金山


金山(キンザン)

金が採れる鉱山。戦国時代おもに軍事費調達
のため、戦国大名は金山銀山の開発を進めた。
特に甲斐の武田家は早くから金山経営に取り
組んでいた。武田領の黒川金山は周辺に家が
立ち並ぶほど発展し「黒川千軒」と称された。

採掘現場では、金山衆(かなやましゅう)と
呼ばれる専門家集団が活躍。彼らは金の採掘
だけでなく、合戦時には城攻めの坑道を掘る
などしたという。またその技術力は土木治水
事業の発展に大きく寄与したとされる。

関連項目: 武田信玄


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