小谷城 †
浅井家三代の居城。浅井亮政が1524年、
小谷山(現在の滋賀県東浅井郡)に築いた。
本丸、中丸、小丸、金吾丸など、いくつかの
曲輪(くるわ)から成り、曲輪ごとに石垣や
土塁で防御が施され、難攻不落といわれた。
3代目城主・長政は、信長の妹・お市と結婚
して織田家と同盟していたが、1570年、
同盟を破棄。朝倉義景と結んで小谷城南方の
姉川で織田・徳川連合軍と戦う。勇戦したも
のの敗北。以後、織田軍と激しく抗争する。
3年後、劣勢となった浅井長政は織田軍に城
を包囲される。織田軍ははじめ堅牢な小谷を
攻めあぐねていたが、織田の将・羽柴秀吉が
曲輪の分断をはかり、曲輪のひとつを攻略。
長政とその父・久政の連係を絶つ。
久政は敗死し、これを契機に戦局は一気に織
田軍勝利へと傾く。長政は、降伏勧告を拒絶。
お市と娘らを信長に託し、本丸で自刃した。
浅井の旧領は秀吉に与えられたが、秀吉はや
がて長浜城を築き、小谷城は廃城とされた。
関連項目: 浅井長政 織田信長 お市 豊臣秀吉 曲輪
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小谷城
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