wiki内階層位置
今思えばトラップの始まり。
PM3時ごろ常務から急に電話。「4千個受注を教たのは誰だ?ラベックスが後3千枚分しかない!」と、すごい剣幕、当然情報提供者の名など言える訳が無い。 あまりにもしつこい上急ぎの納品途中だったので「後で直に話しましょう」と言って電話を切る。 雨が強くなってきた。3千枚?足りないかもしれない。どうする? 解決策を模索しながら仕事を続ける。
S氏と話しているF氏を見つけたので捕まえて聞いてみる。「実は・・・」・・・「あ、大丈夫。3千でしょ?余裕余裕。」良かった。「でもね・・・他のはいいんだけどNYNN足りないって言ったら俺知らないよ。」有難い最後通告。Y氏の目は本気だ。他の箱が足りなくても只ですまないくせに、しくじったら大変なことになるようだ。でも不安が残る。手触りが悪い、何か起こりそうだ。
夕方時間が出来たので、Y社S現場で様子を見ながら考える。3分で解答、次いで常務への対応策を考えながら実行に移す。
Y社専務が居ることを窓から確認してY社事務所に入り、率直に質問。「在庫3千です足りますか?次の入荷は24日ごろです。」と言うと「余裕で足りる、来週は使わない。」ラッキー。常務への対応策も決まった。
Y社の仕事を片付けて、会社に戻り事務所へ。常務が待ってましたとばかりに攻め立ててくる。どうやら他にも足りないラベックスが有って、そちらを優先したいようだ。R担当の差し金だろう。話をしていると配達を終えた従業員達が何人か入って来た。今日の私は少 し頭にきている、利用させてもらおう。「Y社の方は問題なし」と言って常務の勢いを失わせる。今度はこっちの番だ。
「常務、何時も私に会社に戻ってきて仕事しろといいますが、こちらは休憩も昼飯も無しに働いているんです。そう言う人間にもっと働けという場合、常務はどんな働きを期待してそう言うんですか? 休憩も昼飯の時間も無い以上、残業するしかないじゃないですか?」 常務は困った顔をして「見ているわけでは無いので解らない」と言う。そんな筈は無い、当然知っているはずだ。又、管理する立場の人間が「知らない」で済まそうとしているのが情けない。 「じゃあ何でこの前、私が昼休みの時間にY社S現場で入れ替え作業中、常務は迎えに来たのですか? あの時のってY社がもう使わないと言っていたもので、私がぴったりの数を出していたものをR担当が3日分も余計に作ってしまって、その余った在庫をわざわざ倉庫の入り口を塞ぐように置いて私が片付けないって騒いでいたのでしょう? 自分で見て知ってるじゃないですか。あれってっしかも赤字でしょう?」
「それにこの前も、在庫が足りなくなっていたのを何とかしようとして、他の従業員に手伝ってもらっていたのを{無駄な作業に人員を割くな!}と、言ってみんなの前で私を怒ったけど、あれってR担当が一言言えば起こらなかったことでしょう?」どうしても言いたいことが心をよぎる。 言いたい、でも言ったらダメかまずいよな・・・・ 仕方なく話をやわらかめにする。 「常務。S任には話したけど、うちの従業員は在庫がなくなると騒ぐやつはいるけど・・・・」そう言った瞬間、周りに居た従業員たちの動きがぴたっと止まる。
「在庫がないのを知っていて、黙って帰ってしまうのはR担当だけですよ!」
「判ってます」・・・(常務墓穴を掘ったようだ。) 「私はいつまで外人の従業員がいじめられているのを我慢しなくちゃいけないの?」常務の顔が青ざめる。
「もう少し、お願いだから。 R担当が彼方をいじめたり、外人たちや彼方に箱を投げつけたり」(ん?私は箱を投げつけられたことはないぞ?)「日常的に彼方が箱を出せないように、入り口にわざと物を並べたり製品を倒したり・・・(他にも色々、なんと言ったか忘れた)していることは、外人たちからよく聞いています。」 (オイオイ、その発言まずいんじゃない?周りに従業員が一杯いるんだよ? 今まで隠してきたのがばればれジャン。)それを脇で聞いていた従業員たちの動きがぎこちなくなる。
この発言で常務とR担当が私を首にしようと画策しにくくなる。その上、私を嫌っていた従業員たちも私をつまはじきにしにくくなり、うまくいけば少しは味方をしてくれるかもしれない。 とりあえず、箱の問題は解決したことだし今日はこんなものかな、と思い、話を切り上げて家に帰った。
2015-02-08 (日) 15:26:19
今日 1
昨日 0
合計 66
カウントテスト表示中