大典太光世 おおでんたみつよ or おおてんたみつよ
歩兵用武器
値段:10000 必要技術:500 必要武力:50 威力:40 発動率:2% 破壊率:4%
太刀。国宝。前田育徳会(石川県立美術館)蔵。
天下五剣の一。平安時代末期、筑後国三池光世の作。異名の典太は伝太・典田とも書く。
足利家に代々伝わっていた名刀で、十三代義輝から松永久秀の手に渡り、その後豊臣秀吉
が所持した。
ある時前田利家の娘が得体の知れぬ重病にかかったため、太閤秀吉の秘蔵の太刀であった
大典太を枕刀(魔除けの刀)として借り受けたところ、たちどころに病は癒えたという。しかし刀
を返すと病が再発し、また刀を借り…と三度繰り返したところで秀吉はそのまま利家に大典太
を与えてしまった。以来、加賀前田家の第一等の重宝として伝えられ、当主以外は触れること
はおろか見ることも許されなかったという。
この時代の太刀としてはやや短く、身幅広く反りの高い姿は異風である。鍛えは大板目が流れ
地肌が白けている。刃文は直刃が浅く湾れごころとなり、全体にほつれごころがある。
表裏に幅の広い、見事な棒樋を掻き流す。
銘:光世作
刃長:66.1cm
反り:2.7cm