フリント銃兵


兵種

フリント銃兵 ふりんとじゅうへい

   タイプ:弓兵  得意兵種:歩兵
 攻撃:100 防御:30 雇用金:金300 必要能力:統率80
 兵種ボーナス:敵武将アタック-8%
 必要施設:鍛冶村+南蛮町
 兵種アタック:一斉砲撃(威力は残存兵数に依存)

最強兵種として名高いリム銃馬兵を雇える施設を整備すると、いつのまにか雇えることになっている兵種。
選択肢が増えることは戦略の幅を広げるため、上層に鍛冶村+牧場+南蛮町の組み合わせが好まれる理由でもあるようだ。

兵種ボーナスはリム銃馬兵以上に対武力型に特化しており、歩兵のアンチであることから、
などを使ってくる武力型にぶつけるのが理想だろうか。

フリント銃とは、大雑把に言えば、火打ち石(フリント・ロック)を鉄のパーツに打ち付けた際の火花で、
火薬に着火する方式の小銃を総称するものである。
実際のところ、この時代ではまだまだ先込め式のスムース・ボア(弾道安定のためのライフル線条が銃身にない)が一般的。
火縄を気にしなくて良いという点では、大きな改良ではあるが、
実は銃自体の威力、命中率、速射性といった点で、火縄銃よりも大きく発展しているわけではない。
このゲームで歴史性を気にするならば、輸入銃の方がデキが良いくらいに取っておいた方が良いだろう。
なお、小銃の性能が劇的に改善された2大要素、
ライフル(銃身に螺旋状の線条を切り、弾丸を回転させ弾道を安定させる)、
雷管式元込め方式(雷管、薬莢、弾体を一体化したカートリッジ式の弾丸を銃の後部から装填する)は
一般化したのが19世紀後半。南北戦争や普墺戦争、普仏戦争で威力を発揮した。
(元込め方式自体は、17世紀からいろいろ試行錯誤されたが、雷管付きのカートリッジ式の弾丸が登場するまで
これはという決定版がなく、多少は装弾速度を向上させたというに留まる)