カード詳細 / si / 033_クロス

薄幸の猫娘。
とかくATKが重視されがちな高Lvシーカーにおいては、またまた残念な
低ATKカードの登場…のように見えるが、額面だけにだまされてはいけない。

まず注目すべきはスキル。かかっているアビリティ1個ごとにATKが+4.5(端数は切り上げされるが次に持ち越される)。そのため+5→+4→+5→+4…とされていく。
アビを重ねがけしていくことでどんどん成長する。効果時間の長いアビと相性がいい。
2ndエキスパンションで追加された教え系アビは総じてAPが軽くて効果時間が長いので、こちらも良相性。
敵味方関係なく適用されるので、下手に弱体化や教えをかけるとかえって強化させることになりかねないので注意。

アビリティはキーパーの待機回復能力を自身に付加する。回復ペースはLv4キーパーのそれとほぼ同じ。
もちろんこれ自体もアビ1個に数えられるので、ATK+5の単体強化になる。そして効果時間は60cなので永久機関。
つまり開幕60c凌げば、待機回復持ちのATK61、さらに成長の余地ありという、
他のLv4シーカーに引けをとらないカードに化けることになる。

他の単体強化系と同じく、ユージアルという強力な対策カードが存在するが、ルバースで対策可能。
こちらも効果時間が長いため、スキルと相性がいい。ただしローレライと当たってしまったときは素直にあきらめよう。

稼動初期から一転、使用率の低迷している緑を救うカードになれるか注目が集まっていたが、
あっという間にディアレリアやファラウォンの陰に隠れてしまった挙句、「アスターでいいんじゃね？」との声まで囁かれる。
やっぱり不幸である。

一見名前が草花じゃないように思えるが、恐らく、名前の由来はサザンクロス（別名クロウエア）だと思われる。