シュバルツバルド共和国、巨大企業レッケンベルの治める都市、リヒタルゼン。
生体研究所と呼ばれるそれも、レッケンベルの抱える無数の研究所のひとつであった。
生命の神秘――つまり神――へ挑戦すること。
表向き大層な題目を掲げたその裏では、日夜生体兵器の研究が行われていた。
無数の犠牲者を生み出したその研究所では、廃棄されて久しい今日でも
残された研究素体たちが彷徨い続けている。
現在主人格を持つ、人外の力を付与された12名の研究素体。
研究所の地下2階と3階にそれぞれ6人ずつ配置された彼らは、
誰に組み込まれたかも分からない『この研究所を守護せよ』というプログラムの元
既に守るべきものを失った研究所に縛り付けられているのだ。
しかしそんな環境にも人は順応するもので。
彼らは日々襲撃の危険に晒されながらも穏やかな生活を過ごしていた。
そんな彼らの元にイレギュラーな同居人が現れたのは、
彼らの無限なる時間から比べれば、ほんの一瞬に足らない出来事であった。
スナイパー・セシル=ディモンが発見した、
3層目に倒れていた記憶喪失のノービス。
一体何者なのか、ただ迷い込んだのか。それとも何か目的があって――?
アサシンクロス・エレメス=ガイルは反対した。
しかし心優しきロードナイト・セイレン=ウィンザーには
行き倒れた小さな命を見過ごすことが出来なかった。
彼らはノービスを保護し、1ヶ月の間ともに生活することに決めた。
このイレギュラーな出来事は、彼らの変わらない生活に何をもたらすのか。
新しい一日が始まる。
他にもいいネタがあったらよろしくお願いします。
(パラレルストーリーにしておいて、マルチエンドに)
まぁこの手のゲームは恋愛エンド>真エンドですよね!!
こんな設定要らないかなとか思ってたり思ってなかったり。
↑を読んでいて変な電波を受信しました。 思いついた限り羅列してみます。
―今は身を引き、任務を続行します。 ―いつか必ずあなたをここから助け出しますから。 ―あなたを苦しみの鎖から解き放ちますから。
*任務:主人公はルーンミッドガッツ国の使者。行方不明者の捜索を行ううちに
生体研究所の存在が明らかになり、その潜入調査を命じられていた。
主人公の集めたデータを持ち帰れば、国は研究所の破壊に乗り出すだろう。
神を冒涜するような研究は許されるはずがないのだ。
―たとえあなたが神に仇なす存在だとしても ―私はあなたに生きていてほしいと願う。
*任務:同上
―世界がどうあってもいい。 ―あなたと共にいられるのであれば。 ―今のあなたを失いたくないんです。 ―こんな我侭な私を許してください。
*任務:i)と同様。
―受け入れてはもらえなかったけれど、あなたを愛しています。 ―だからあなたを脅かすことができません。 ―たとえそれが偽りの優しさだとしても。
*任務:i)と同様。
―私を捨てたあなたなんて消えてしまえばいいんだ!
*任務:i)と同様。
―私は任務を遂行する。 ―友愛の感情に惑わされたりはしない。
*任務:i)と同様。
―私は任務を遂行しなければなりません。 ―でもあなただけは殺すことができません。
*任務:i)に近いが、もう少しフェーズが後。
破壊活動は既に開始されており、その突破口を開くのが任務。
(あちこちに爆弾仕掛けたりとか)
―アナタだけがいればいいの。 ―この世界にワタシとアナタの二人だけ・・・
―心のカケラは埋まらない。 ―でもいいんです。あなたがそばにいてくれるなら。