12/3午後3時ごろ、自宅から10km離れた岡谷市の公園で、母親との口論を最後に、行方不明となる。
1/15午後0時、行方不明となった公園近く、諏訪湖畔釜口水門付近で、遺体で発見された。
長野県諏訪市の小学5年生堀内龍桜君(11)が諏訪湖近くで行方不明になってから、
16日で2週間が経過した。依然として足取りはつかめず、解決に結び付く有力情報も
ないまま、捜索は手詰まり状態となっている。
警察庁の統計によると、成人を含めた昨年の失踪件数のうち、6割が2週間以内で
無事に見つかっている。小学生が犠牲となる凶悪事件が頻発する中、同課は「子供は
成人より現状から逃れようとする意志が弱く、すぐ戻ることが多いので堀内君の安否が
心配だ」と指摘する。
堀内君の失踪以来、県警には40件以上の目撃情報が寄せられた。
中国地方からのものもあったが有力情報はなく、警察犬による追跡や防犯ビデオの
解析なども成果はないという。
県警は事件や事故、家出などあらゆる可能性があるとして、今後も約70人態勢で
諏訪湖周辺を捜索し、立て看板などで情報提供を呼び掛ける方針。
15日午後0時20分ごろ、長野県岡谷市の諏訪湖畔の釜口水門付近で、子供の遺体らしきものが
浮いているのを付近を散歩していた人が発見、岡谷署へ通報した。
同署で確認したところ、着衣や身長などから、昨年12月3日午後に行方不明になった
同県諏訪市清水、同市立高島小5年堀内竜桜君(11)と断定した。
発見場所は、不明になった場所のすぐ近くだった。
竜桜君は12月3日、母親と妹と3人で、岡谷市の知人宅を訪れた後、犬の散歩をした際、
犬の引き縄を誰が持つかで母親からたしなめられ、母親と妹が目を離したすきに
姿が見えなくなった。母親が同日夕、岡谷署の交番に届け出た。
2005〜