1996 / 04 / 11 池袋駅ホーム立教大学生殴打殺人


池袋駅ホーム立教大学生殴打殺人

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4月11日23:30分頃、立教大生4年の小林悟さん(21)がJR池袋駅山手線外回りの
ホーム4番階段付近で、男と口論、ホーム上を引き回されたあげく顔を殴られ転倒し、
コンクリートに後頭部を強打してしまう。
事件から5日後の4月16日、収容先の病院で外傷性脳内出血で死亡した。
事件後犯人は上野方面行の電車に乗り常磐線の柏駅で降りているが、
防犯ビデオは上書きされてしまったため犯人の姿を映したものは存在しない。
警視庁は当初、傷害致死容疑で捜査していたが、時効が迫った2003年、
容疑を殺人に切り替えたことから、時効は2011年まで延長された。
悟さんの父の邦三郎さんは
「120人以上が犯人を見ている。一番感じたのは皆が帰ったこと。
(誰かが)救急車を呼ぶなどしたら、息子は助かっていたと思う。
公共の場で多くの人が見ている中で犯人が捕まらないことが問題。
犯人も10年間苦しみながら過ごしたと信じたい。自首して更生する姿を
見せてほしいし、時効までは私は戦うつもりでおります」と話した。
寄せられた情報は、10年間で3,300件にのぼるが、有力なものはないという。
犯人の特徴は24〜38歳くらい、170〜180cm、体格はがっちりしていて
小太りの印象、右目尻に古傷3つ、犯行時グレーのスーツ姿を着ていた
という。上は目撃情報から作成された犯人のモンタージュ写真。

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