時間の特性


日本時間:午前7時〜9時 最初の午前7時〜9時は「窓開け」が発生した場合のみ、おすすめの時間帯となります。為替市場の場合、週末はお休みになります。 窓開けとは、週末の市場が閉じてから週明けのオセアニア市場開始までにテロ発生や先進主要国での選挙結果発表といった大きなニュースが出ていたような場合にニューヨーク市場の土曜週末の終値に比べ、週明けのオセアニア市場始値が大きく値が飛んで始まることをいいます。 週末のニュースがポジティブなものだった場合、週明けの始値は週末の終値よりも上の位置からスタートし、反対にネガティブな材料だった場合は低い位置からスタートする傾向があります。 窓開けするとたいていは「窓閉め」の動きがでて、土曜の終値と月曜早朝の始値との間にできたギャップを埋めるような値動きを見せるため、トレードチャンスが生まれます。 週明けの窓開けが上の価格から始まった場合は「売り」で、下の価格から始まった場合は「買い」で参戦し、ギャップが埋まりそうな価格に到達したところで利食いします。 到達する目安はおよそですが、東京時間の始まる月曜午前9時前後となることが多いようです。 尚、注意点としては、早朝はFX会社のスプレッドが大きくなっていることがあるという点です。その場合、スプレッドが小さくなるまでは参戦すべきでないでしょう。 もし、スプレッドが小さくなる頃に窓開けが解消されていたら、トレードは見送るべきです。また、窓閉めが長期間解消されない場合もありますので、窓が閉まらないと判断した時点で適度に損切りするようにし、長く引っ張らないことです。