《夕焼けの海の魔女》


《夕焼けの海の魔女》(ゆうやけのうみのまじょ)

カードデータ


カード名夕焼けの海の魔女効果:
[青2無1 このカードを廃棄する]《クイック》あなたは自分の手札にあるユニットを1枚まで選び、このカードがあったスクエアにリリース状態で置く。ターン終了時に、バトルスペースのスクエアにあるそのユニットを持ち主の手札に加える。
種族セイレーン
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト青2無1移動コスト青1無1
パワー3000スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-2IV-2 045/105Rare?彼女の歌が聞こえると、子供達は家路を急ぐ。立川 虫麻呂


解説

 IV-2 禁じられし邂逅にて登場した、小型?セイレーン
 自分自身を破棄し、ユニットリリースイン?できる能力を持つ。

 《月夜の海の魔女》に比べ重くなっており制約が厳しくなっている反面、クイックかつコストの制限無しで手札のユニットリリース?で置き換えられる。
 コスト支払いにこのカードを破棄し、手札のありとあらゆるユニットをリリースで配置する事ができる。見た目では使いにくく見えるが、実際やや使いにくい。
 しかしリリースイン?できる事自体は決して弱くは無いので、使い所が大事になるだろう。
 手札のユニットコスト制限を完全無視できるという部分は、他のカードにはあまり見られない強み。このカードのプレイ及び起動型能力の支払いをしても6コスト程度なので8コストユニットなどをリリース?で入れ替えれば「門」と比べても元は十分取れる。また、CIP時の能力は阻害せず、加えて手札に戻りバトルスペース?に維持ができないというデメリット部分をCIP時能力の再利用として見る事ができればメリットとして見る事も可能。

 《月夜の海の魔女》と違い、ユニットを維持できないという点がこのカードのネックであり、またコストとしてこのカード自身の破棄を要求する部分がこのカードの汎用性を貶めてしまっている。
 連続で使用すると手札損失が痛い上にコストも多く必要になるので、失敗時のリスクが高く使い所に困る場面もあるといえよう。
 また起動型能力自体はクイックで起動できるが、相手ターン内ならばリリースイン?するうま味があまり無いのも悲しい所。

 しかし、カードプール増加によりやや使い勝手が向上した1枚でもある。
 リリースイン?した手札に戻るという部分を上手く解消したいのなら、無理矢理維持させる方法もある。このカードの手札に戻ると言うデメリットばバトルスペース限定なので、ゾーン移動できればこの制約は解除される。つまり、《ISE・エビブラック》自身の結合時能力や《密閉されたサイバーワールド》などならば問題なく継続利用する事ができる。
 そもそもリリースイン?の強みである、スマッシュ?に持ち込めるという事を活かしフィニッシャーにしてしまえばデメリットはほぼ無いものとして動けるだろう。こうなればコスト制限無視を活かし、パワースマッシュ?の高いユニットを安定してリリースインしてやれる。
 また、一時的でも完全にコストを無視できる点からある種のユニットに依存したコンボデッキにて採用される事も。墓地からのユニット回収カードが増えた事も幸いし、そこまで難しいものでは無くなってきたのも大きい。

 数多くの制約の裏にある部分は、《紺碧の衝撃》にすら劣らないものを持っているとも言えるので、是非上手く活躍させてやろう。

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