《明日には本気を出す》


《明日には本気を出す》(あしたにはほんきをだす)

カードデータ


カード名明日には本気を出す☆禁呪1
効果:
あなたはゲームから取り除かれているすべてのカードを持ち主の墓地に置く。
属性-
種別ストラテジータイミングクイック
使用コスト黒2


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-3IV-3 042/105Common?「青の魔王は遊ぶ気がなくなったらしい。気に入らないなあ……そろそろ本気を出そうかな」 〜時空を歪める者シュレーゲル〜Kuratch!?


解説

 IV-3 王を超える力にて登場した、軽量?ストラテジー?
 禁呪を持ち、特殊な性質を備えている。

 禁呪を持ってはいるものの、別段盤面に対して高い制圧力を持っているわけでもなく、特に相手に影響を与えることもあまり無い特殊なカード。
 その効果は、お互いの除外されているカードを全ての墓地に戻す、というもの。
 これだけではイマイチ良くわからないが、実際用途そのものはかなり限られる。
 このカードの利用法は主に、特定のカードのメタか特定のコンボ・戦術の核として動くかのどちらかだろう。

 特定のカードのメタとして働く場合は、主にサイドデッキからの出番が多くなるか。
 という色は主に墓地に依存しているカードが多々あり、上手く墓地にカードが送られていなければ機能し無いカードも多い。
 そのため相手が行う墓地を除外する行為、通称『墓地焼き』という行動に対して非常に弱い側面を抱えることになる。特に一瞬にて墓地アドバンテージを無に帰してしまう《火事場泥棒》にはかなり弱い。
 しかし、このカードを利用できれば墓地焼きによって失ったアドバンテージを即座に取り戻す事も可能であり、相手の戦術に待ったをかけられるだろう。
 ただどうしても適用範囲が狭いというのが悲しい所となるか。そのため本気を出す前に出番が無い恐れもある。

 もう一つの利用法としては、コンボやメインの戦術に組み込む事。
 このカードをメインで採用するならば何らかの効果で自分から除外したカードを再利用するためになら使いやすい。
 は同時に自分から除外するカードも多いので、それらのカードを何度も利用するなどの補助としてなら採用が見込める。
 例えば自分から除外されてしまうようなカード以外にも、《暴かれた墓穴》使用後の再利用や《暗黒の衝撃》で除外したカードを戻すなどなど。
 しかし戻すだけなので実際アドバンテージに繋げられるかは難しい。《暴かれた墓穴》とアンチシナジーしている部分があるのも悲しい所。
 他には《ハウス・オブ・ヘル》能力と合わせて任意の枚数を墓地に落としたり、《錯乱時計パニックヴォイス》エネルギーゾーン効果?で除外されたカードを回収することも出来る。  今のところメタに食い込む有効的な戦術が多いというわけでもなく、この辺は未だ研究過程にあると言えるだろう。

 除外したカードを戻す、という端的なテキストであるゆえに活用法そのものは多い。
 かなり扱いが難しい部類に入るが、自分から除外という戦術に対応しているのは評価できるポイントであるので、除外というキーワードからこのカードを活用できるかもしれない。
 余談ではあるが、リムーブゾーン?から墓地にカードを置く際の順番はこのカードのプレイヤーが任意に決定できる。詳しくはリムーブゾーン?を参照していただきたい。

 明日に本気を出すと言わずに、今を頑張っていきたい。

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