《命の歌声シュシュ》


《命の歌声シュシュ》(いのちのうたごえシュシュ)

カードデータ


カード名命の歌声シュシュ効果:
エネルギーゾーン効果(エネルギーゾーンで有効になる。)『あなたは、種族「コロボックル」のユニットのプレイの追加コストとして[このカードをフリーズする]を支払ってよい。そうしたならば、色を1つ指定し、そのコストを指定した色−2する。』
種族/属性コロボックル
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト緑2無1移動コスト緑1無1
パワー4000スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
V-2V-2 172/200Silverrareそれが、力よりも強い力。ムラナコ


解説

 V-2 栄光の鐘にて登場した、?小型?ユニット
 コロボックルの1体で、コロボックルをサポートするエネルギーゾーン効果?を持つ。

 《細い葉の柳シュシュ》が帰って来た。
 リメイク?前からコスト全体の微妙な違いとテキスト?以外の変化が無く、能力がより展開を重視したものになっている。
 このカードが持つ能力エネルギーゾーン効果?だけだが、それが非常に強力。
 コロボックルユニットプレイコストを支払うにあたり、エネルギーゾーン効果?による追加コストとしてこのカードをフリーズ?させる事で、そのコロボックルユニットの持つ有色コストの一つの色を2軽減する。
 追加コストとしてこのカードをフリーズ?するため、実質軽減しているのは1コスト程度だがそれでもこのカード単体でそれだけの軽減を行えるというのは非常に魅力的。
 コロボックルなら色を問わずありとあらゆるコストの軽減を行えるため、コロボックルを主体として扱うデッキならば単体でエネルギーを2つ持っているようなものでありその恩恵は計り知れないものがある。
 《どんぐりの実ニセウ》《夜明けの凪ネト》《海の守り手アトゥイ》のような単色コストしか持たないカードはこのカードが1枚エネルギーゾーンにあるだけで展開可能になり、素早く戦線を整えることができる。
 強烈なのは《光の勇者マキリ》と組み合わせた場合で、もしスマッシュ?がわずかでもリードしていようものならばこのカードをフリーズ?するだけで《光の勇者マキリ》を繰り出すことが可能になる点である。
 重いコストを持つコロボックルもこのカードであっという間にコストを整えられるため、コロボックル統一のユニットで揃えていれば縁の下の力持ちとして万能に働いてくれるだろう。

 しかしながら、このカード単体では対した効力も無く戦闘に関して有用な効果は持っていない。
 エネルギーゾーンに送れずにダブついたりプランゾーン?に見えると美味しくないので、やや起こる事故に気をつけたい。
 コロボックルの主力になり得る反面エネルギーゾーン効果?持ちであり、最近は有用なエネルギーゾーン効果?持ちが増えてきたためスターロード相手には全く機能しない恐れもあるので警戒が必要になる。
 コロボックル主体のデッキ以外では当然活躍できないため、投入幅が限られているのも難点に近い。

 しかしシュシュの名は伊達ではなく、有利に機能させる事ができればあっという間に勝利する事もできるので上手にこのカードを回して行きたい。
 《細い葉の柳シュシュ》にあった戦闘面でのサポートは期待できないものの、コロボックルにもパワースマッシュ?能力とあらゆる面で優秀なユニット達が登場しているのでそう困る事は無いだろう。
 このカード1枚で有色コストを2つまかなえるため、ほぼ1コストで展開できるコロボックル《ロスト・ワールド》のようなエネルギーを回復させるベース?上に立たせる事であっという間に複数体並ばせる事も不可能ではない。
 エネルギーゾーンにさっさと送りたいのならば、《妖精の社交場》等の大量エネルギーブーストできるカードを活用したり、確実性を求めるなら《悪戯するフェアリー》《指揮するフェアリー》を使いピンポイントで呼んでおきたい所。
 もしプランゾーン?に見えて困った時は、《命の絆》《大陸アルドのフェアリー》をそのまま使ったり、荒業としてなら《細い葉の柳シュシュ》が存在する場合や、《大地の塔》《ティル・ナ・ノーグ》ラインに投げ込んでしまう事で無理矢理エネルギーに変換する事もできなくはない。バトルスペース?に出したなら《獣王覚醒》に繋げてやると無駄が少ない。
 コロボックルの強みを大きく体現しているカードであり、コロボックルを主体としたデッキタイプには是非組み込みたいカードである。

  • ありとあらゆる色のコストをこのカード1枚で変えてしまうので、コロボックルオンリーを扱うなら《スカラベマスター》以上の働きをしてくれる事もある。
    色がばらけがちだったコロボックルだが、このカードがあれば?メインのデッキに《運命の癒し手ペンラム》を差し込む事も不可能ではなくなり、ファンデッキ寄りだったコロボックルをより現実的にしている。
    ただ融通の利かない点として、《大地の守り手モシリ》のようなコストが1限りで分かれているようなカードに対して使うと色の代替にはできるが2つ一気には払えないため得をしないので注意しよう。
    また、《命の歌声シュシュ》が複数枚あり複数枚フリーズ?させる事が可能ならば重複させる事もできる。
  • このカードに汎用性以外の難点があるとするならば、コロボックルのレア度だろう。
    V・センチュリー?でだけ見た場合でも、コロボックルに登場したシルバーレア?のカードはこのカードを含め(再録されたカードを除き)5種類は存在し、どれも強力かつ高額になっている。
    そのため新たな戦力として登場したコロボックル達のデッキを組もうと思うのなら、愛より前に財布を暖めておかなくてはならないので気をつけよう。

関連ページ


その他リンク

コメント欄