カード名 | 魔煙の谷底 | 効果: [黒1 このカードを廃棄する]《バトル》ターン終了時まで、このカードと同じラインのスクエアにあるすべての相手のユニットに、以下の能力を与える。『このカードがバトルに勝った時、そのバトル終了時に、このカードを持ち主の墓地に置く。』 | ||
属性 | - | |||
種別 | ベース | タイミング | クイック | |
使用コスト | 黒1 |
収録セット | No. | レアリティ | フレーバーテキスト | Illustration |
IV-4 | IV-4 034/100 | Rare? | 5人の王は互いに戦い、1人が全てを受け継ぐだろう。そして、最強の王の名のもとに、人の子が目覚め、再び世界を支配するだろう。 | 山崎 太郎? |
IV-4 天魔光臨にて登場した、黒の軽量?ベース?。
シャドーお馴染みの自壊効果を搭載した一風変わった1枚。
使用感覚としては、補助的な効果を与えるというより使い捨ての除去カードに近い。
このベース?ライン?の相手ユニットに対して《殺意の魔煙キラー》の自壊効果を与えるというもの。
当然普通に発動して普通に起動するだけでは何の意味も無いので、とにかく効果誘発のためには戦わせる事が大事になる。
しかし、それでいてもこちらが受ける損失は2枚に対し相手ユニットは1体しか道連れにできないためディスアドバンテージ?が大きくなってしまう。
どうしてもこれを使いに行くならばこちらの損失を最低限にしつつ戦っていく事が求められる。
例えば、相手に殴り負けてもアドバンテージを失いにくい《黒雲軍団長ガープ》《切りつける人形ノエル》《懲罰の魔煙パニッシュ》らが一応の候補。
加えて破棄されてしまう故効果が持続しない点を利用し、《悠久の回廊》を駆使し使いまわしてやればかなりかしましい。
だがこのカードを使う上で大事なのは、どちらにせよ相手に殴り負けなければ効果は無意味になってしまうのでパワーの高いユニットを多用するビートダウン?ではまず採用が見送られる。
コントロール?に至っては普通に確定除去?を撃ったほうが早いという禁句のもと一蹴されてしまう可能性がある危険を含んでいる。
しかし上記のようにアドバンテージを失いにくいユニットを多用したり、墓地送りに意義のある小型?を利用していき《悠久の回廊》で使い回せばそれなりに機能しないことも無い。
コントロール?におけるアドバンテージという言葉を端的に体現しているとも言える。
如何にアドバンテージを失わず、デメリット?を軽減し相手の攻め手を削ぐかという一点において特化しているため、これを主軸にすると中々面白いデッキを構築することができるだろう。
《冥界の通廊》には無い面白い性質を含んだカードでもあるので、ギミックに悩んだら一考してもいいかもしれない。
ちなみに当然ながらこのカードは対象を取っていない。つまり、白のアンタッチャブル?だろうと耐性?持ちの相手だろうと関係なしに対応できるのは優秀と言える。