《超進化植物園》


《超進化植物園》(ちょうしんかしょくぶつえん)

カードデータ


カード名超進化植物園効果:
[このカードをフリーズする このカードと同じラインのスクエアにあるあなたのユニットを1枚選び、廃棄する]《ノーマル》あなたは自分の山札の1番上からテキストのないユニットが出るまで公開する。この方法で公開されたテキストのないユニットをこの能力のコストとして廃棄されたユニットが置かれていたスクエアにリリース状態で置く。残りの山札をすべて裏向きでシャッフルする。
属性-
種別ベースタイミングクイック
使用コスト緑2無4


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-2IV-2 101/105Common?-吉村 正人?


解説

 IV-2 禁じられし邂逅にて登場した、?重量?ベース?
 バニラ?ユニット支払いバニラ?ユニットをデッキから引っ張ってくる起動型能力を持つ。

 ベース?としてはかなり重い部類に入るカードではあるが、その持ちえた能力は非常に強力なもの。
 ノーマル?のタイミングで起動型能力としてこのカードをフリーズ?し、ライン?にあるユニットを破棄する事で、デッキの上からカードをめくり一番初めに出てきたバニラ?コストとして破棄したスクエアリリース?で置く。
 この起動型能力で登場するユニットバニラ?である事以外に一切制限が無く、支払うコストが自分のユニットの破棄だけですむという点が非常に強い。
 運が良ければ《妖魔の斥候兵》《カオスビースト・ズゥ》に進化してしまう事もあり得てしまう。
 《カオスビースト・ズゥ》以外にも色制限が存在しないので、《ウォッカ・ギムレット》になってしまう事もあるなど、かなり夢の詰まっているカードになっている。

 強力なカードではあるが、それ故に色々欠点を抱えてしまっている。
 まずはこのカードの重さ。特定のコンボ用カードらしく重い部類に入るので、まともにコストを支払う以外にもコストを踏み倒しての設置方法が欲しい。
 例えば、代表的なものとして《ピカレスク・ロマン》や一度墓地に送り《だから、がんばれる》で釣り上げるのなどして対策を図りたい。
 欠点というか致命的な部分として、バニラ?用のカードではあるが小型?バニラ?との相性が良くない点を持っている特殊な性質がある。
 デッキの上からめくっていく都合上半分運次第になる所も含まれる。そのため、大型?以外にも小型?を大量に積み込んでいたならば、適当なユニット《妖魔の斥候兵》に化けてしまうという事も起こりえないわけではなくなる。
 ほぼ完全に大型?のフィニッシャークラスのバニラ?を展開するのに使うカードとして特化しているので、既存のバニラ?デッキに考え無しに採用するのは難しい。

 しかし、このカードを中心に考えたデッキでならこのリリースイン?特性と合わさりかなりの働きを見せる。
 要はデッキ内のバニラ?大型?中心に偏らせる事によりこのカードの機能をより安定させる事が可能になる。
 バニラ?《カオスビースト・ズゥ》《ウォッカ・ギムレット》だけにしてしまうのは極端な一例だが、それでもこのカードのある限り巨大なサイズのバニラ?を幾重にもリリースイン?されると相手としては困ったもの。
 自然に組み込む事を重視するならゴーレム/シードマン?との組み合わせも悪くは無い。《ロサ・ギガンティア》《ロサ・ガリカ》という使いやすいバニラ?に加えて、《ロサ・キネンシス》ベース?コスト踏み倒しまでもごく自然にこなしてくれる。
 リリースイン?を逆手に取り、閃光?を持つカードなどで敵軍エリア?に踏み込んで大型?バニラ?になると更に面倒臭さが増す。そこからスマッシュ?に持ち込めるので悪い手では無いだろう。
 ノーマル?でしか起動できないが、《いいだろう、かかってこい》で再度リリース?し直し繰り返し登場させる事も不可能ではない。その場合《化学工ミーリャ》とも高いシナジーを発揮する。
 バニラ?のサポートでありながら、また違った方向性での要求をするカードであり、毎ターンポンポン出てくる様は面白いものがある。
 自己流で工夫しがいのあるカードなので、バニラ?という既成概念に囚われずに色々なカードと模索させていこう。

関連ページ



外部リンク

コメント欄