《大陸アルドのヴァンパイア》


《大陸アルドのヴァンパイア》(たいりくアルドのヴァンパイア)

カードデータ


カード名大陸アルドのヴァンパイア☆禁呪2
効果:
●このカードがプランゾーンからスクエアに置かれた時、あなたは自分の墓地の対象の使用コスト4以下のユニットを1枚まで選び、このカードと隣接するバトルスクエアにフリーズして置く。
●あなたのターン終了時、このカードが中央エリアか敵軍エリアにあれば、あなたは自分の墓地の対象の使用コスト4以下のユニットを1枚まで選び、このカードと隣接するバトルスクエアにフリーズして置く。
プランゾーン効果覚醒−[バトルスペースのリリース状態のこのカードと同じ種族のあなたのユニットを2枚選び、フリーズする](このカードを覚醒のコストでプレイしてよい。) 』
種族/属性ヴァンパイア/フォーリナー
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト黒3無4移動コスト黒1無2
パワー7500スマッシュ2


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
V-2V-2 69/200Uncommon?-??


解説

 V-2 栄光の鐘にて登場した、大型?ヴァンパイア
 種族フォーリナーを持ち、覚醒に加え強力なリアニメイト?を備える禁呪2ユニット

 栄光の鐘にて全色に登場した、覚醒に加え禁呪2を持つ基幹種族?、7コストユニットサイクル?

 ヴァンパイアらしくリアニメイト?に長けており、《墓堀公クローゼ》の拡張版とも呼べる能力を持つ。
 覚醒の条件はこのカードと同じ種族ユニットを2体フリーズ?させる事で達成するため、ヴァンパイアもしくはフォーリナーが必要になる。
 どちらの種族でもかまわない上に、ヴァンパイアは数こそ心もとないが堅実なユニットが多く、フォーリナーは絶対数の増加も相まって揃えるのはさほど難しくは無い。
 リアニメイト?に関する能力は一律コスト4以下と制約が定められてはいるが、プランゾーン?から展開した際に加えて中央エリア?もしくは敵軍エリア?にこのカードが存在するだけで使用する事ができる。
 プランゾーン?からという事は覚醒による展開からでも当然リアニメイト?を使う事で一気にユニットを増加させる事が可能。
 中央エリア?または敵軍エリア?に存在する場合はターン終了時まで立たせておけば良い上に、リアニメイト?したユニットはこのカードと隣接するユニットの無いスクエアならばどこでも展開できるため制圧力は非常に高い。

 ただし、覚醒でも素材が用意できなければ腐りがちになる上に能力の遅さに気をつけたい。
 覚醒は2体ものフリーズ?を要求するため、早急にユニットを並べる必要があり、また場合によっては事故に繋がる恐れもつきまとう。
 中央エリア?または敵軍エリア?に置かれているリアニメイト?は「ターン終了時」という遅い発生のため、相手からの阻害を受けやすいという致命的な部分がある。
 流石に小型?クラスとはいえほぼ無尽蔵にリアニメイト?してくれるこのカードを相手が放っておくという考え自体が難しく、何らかの対処をされる危険は重々承知したい。
 また、リアニメイト?はこちらの展開を助けるためではあるものの小粒のユニットしか対象にできないため、禁呪もなにも無い汎用蘇生カードに出番を奪われてしまう事も度々あるだろう。サイズの小さいユニットを呼び寄せても効率的に運用できなければ意味が無い。
 このカードに限った事ではないが、相手からの墓地焼きを警戒しなくてはならないという点でも安定するかは難しく、覚醒による早期展開が望めても墓地が一定数肥えていなければこのカードの真価を発揮できるかは難しいだろう。

 このカードを極力効率的に運用したいならば、リアニメイト?を助けまたそれに繋がった能力を持つカード達を使ってやりたい。
 リアニメイト?する事に大きな意義があり、コスト4以下でも対象が豊富なドールは有力な候補。《華麗なる人形遣いコルヴィッツ》以上に覚醒による恩恵でさっさと展開できる可能性がある以上こちらにも強みがあり、種族的に見てもそこまで食い違ってはいない。
 ヴァンパイアに絞っても、《調整体ノゼ》のような候補も存在しているため多方面での採用が見込みやすいのも強み。他にも《愛撫の魔煙フェザー》のようなPIG?時効果も再利用できるため、このカードに対応しているユニットそのものは多い。
 墓地を肥やしたいなら純粋に《肉屋の注文書》を使いながら、ごく自然に《用心棒ラルフ》などを仕込んでおくとこのカードを軸にして動きやすくなる。
 また、コスト範囲が小さくとも《アルカード伯爵》《大巨人ユミル》コストを揃えたり、《大地の緒》などを絡めつつ異色な展開方法を目指しても面白いだろう。

 禁呪2に加え大きな制約を受けてしまってはいるが、ポテンシャル自体は高いためプレイングや構築で大きな価値を見出せる1枚。
 よく考えた上で調整し、採用する事でその強さを活かしていこう。

  • このカードが持つリアニメイト?はそれぞれスクエアを対象に取っていないため、展開したいと思ったスクエアに相手のユニットが割り込んできた場合でも一応問題なく蘇生させる事ができるようになっている。
    だが墓地ユニットは対象に取っているので、ピンポイントで除外?されたり《火事場泥棒》などを使われても泣かないようしよう。
  • 人間のようなイラストが多かったヴァンパイアだが、こちらは蝙蝠の羽を持つ怪物のようなイメージで描かれている。
    かなり余談だが、名前に「ヴァンパイア」が付いているヴァンパイアはこれが初。
    フォーリナーを含んだヴァンパイアはそれなりに登場しており、このカードで4体目にあたる。

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