《大陸アルドのチェンジリング》


《大陸アルドのチェンジリング》(たいりくアルドのチェンジリング)

カードデータ


カード名大陸アルドのチェンジリング効果:
●あなたのエネルギーゾーンカードの枚数が7枚以上ならば、このカードのパワーを+4000する。
種族/属性エルフ/フォーリナー
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト緑1無1移動コスト緑1
パワー1000スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
V-2V-2 163/200Uncommon?-??


解説

 V-2 栄光の鐘にて登場した、?小型?エルフ
 種族フォーリナーを併せ持ち、エネルギーゾーン枚数が特定枚数以上でパンプアップ?する常在型能力を持つ。

 パワーは極端に低めなものの、自力でパンプアップ?を行う。
 自分のエネルギーゾーンの枚数が7枚以上ならパワーがなんと4000も上昇するので、このコストながらパワー5000まで実現できる。
 序盤でさえ機能しないが、エネルギーゾーンの枚数が7枚以上なら破格のポテンシャルを可能にし、加えてスマッシュ?も最低限ある上に移動コストも安いので優秀なアタッカーに変身できるのは心強い。
 エネルギーが7枚以上という条件は単純計算で必要7ターン。厳しいようにも見えるがエネルギーブーストに長けた?ならばやすやすと達成する事が可能な点も大きいだろう。
 このカードがフォーリナーというのも大きく、低コストにより覚醒コストとしても採用できる。

 しかしながらやはり基礎パワーの低さが大きなネックになる。
 パワー1000という数値では最低限度の火力除去?にもすぐ引っかかるのでパンプアップ?を行えない時の貧弱さが際立つ。それなら最初から《大陸アルドのキメラ》など者から高いパワーのあるカードの方が安定しやすい。
 またパンプアップ?を行ったとしても相手がかなり高いパワーで殴りかかってくる恐れもあり、遅くパンプアップ?を機能させたとしても活躍が難しい。
 当然ながら、性質上エネルギー破壊を行われるのも弱いので相性差によっては機能しないのが痛い。

 単体性能の向上を狙うのならば、単純に採用するよりも積極的にエネルギーブーストを行うデッキタイプにて自然な採用を見込みたい。
 ?エネルギーブーストを繰り返せば、エネルギーの枚数が7枚以上という区切りは簡単なのでビッグエネ?などと相性が良い。《妖精の社交場》《命の絆》《スキップするフェアリー》などでさっさとエネルギーを溜めてやれば高速でハイパフォーマンスなアタッカーと化けられる。特に《スキップするフェアリー》とは性質上相性が良く、エネルギーが5枚蓄積された時点でほぼ7エネルギーを確定できるため条件を達成しやすい。
 《超高速バイオコンピューター》《花園の歌姫》を絡める事でより強力なカードに化ける事もできるので、ポテンシャルは非常に高い。
 自然にアタッカーになれるのなら展開しやすく前にも出しやすい優秀さを持つので、?の強さを押し出した形で使っていこう。

  • チェンジリング(Changeling)とは、主に欧州地方に伝わる伝承の一つで「取替え子」を意味する。
    これは人間の子供が、伝説上の人物である妖精(フェアリートロールなど)の子供達と取り替えられる言い伝えに由来し、地方によって様々な形式が存在している。
    その種や言い伝えられる地方によって目的・方法・手段が異なり、ある意味では嫉妬や妬み、病気に対する警告、その多くは障害を持った子供が誕生していた経緯が背景にあるとされている。
    周囲と違う発育の遅れやまた優秀すぎた異端とされた場合、周囲との差異を「当時において」現実的に説明するためにここの取替え子伝承に当てた場合もあるらしい。今に至り、現実に多くの悲劇を呼んだとして残る逸話として語られている。
    架空創作の中でもこの伝承が採用されている事もあり、「真夏の夜の夢」などの有名な作品内でも取り扱われているのでかなり広義的なものだったとも思われる(ちなみにオベロンとティターニアが喧嘩した原因がチェンジリング)。また映画の題材として用いられてもいる。
    そのチェンジリングは「妖精」が行う伝承として語られているのが多いが、このカードの種族エルフなので辻褄が合っていない。と思うかもしれないが、妖精という主体の意味合いはひどく曖昧で、フェアリーのみならずトロールエルフをその意味に宿している場合もあるためあながち間違いではない。また、伝承にある通り障害を持って生まれた子供を指して「エルフの子」と呼称する事もあり、チェンジリングという名前からエルフが連想されてもおかしくは無いといえる。
    もっとも、イラスト?に描かれているチェンジリングの耳が俗にいう「エルフ耳」にあたっているので単純に見た目から決定されたとも考えられるが定かではない。
    ちなみに「エレメンタルモンスター」内での種族は「精霊族」である。

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