カード名 | 声なき声 | 効果: ●あなたは自分の山札の1番上のカードを表向きにする。 ●あなたはバトルスペースの対象のユニットを1枚選び、フリーズする。そのユニットは、次のX回の支配者のリリースフェイズにリリースしない。Xはあなたのプランゾーンのカードの使用コストと等しい。 | ||
種族/属性 | ||||
種別 | ストラテジー | タイミング | クイック | |
使用コスト | 白2無3 |
V-2 栄光の鐘にて登場した、白の中量?ストラテジー?。
不確定範囲のユニットフリーズ?縛り効果を持つ。
栄光の鐘にて全色に登場した、デッキトップのカードコストに依存した性能を持つストラテジー?サイクル?の白。
ユニット1体をフリーズ?させるカードであり、その影響ターン数がランダム。
自分のデッキトップのカードのコストを確認し、バトルスペース?のユニットをフリーズ?させデッキトップに見えたコストの数相手のリリースフェイズ?でリリース?させない、というもの。
回りくどいが、デッキトップに見えたコスト量次第によってはゲームセット近くまで拘束し続ける事も可能であり、フリーズ?縛りをするカードとしての拘束力は非常に高い。
しかし、やはりランダム性という部分がこのカードの悲しい性。
もしデッキトップに見えたコストが1程度ならば、このカードのコストに見合った効力があるとは言い難い。
相手ユニット数がいればいるほど対象範囲の狭さが際立ち効力が発揮し辛く、そう都合良くプラン?から高いコストのカードが出てくるとも限らないため安定性に乏しい。
フリーズ?縛りを行うカードの欠点のとしてリリースイン?には対処が困難というのも難しく、このカードで継続フリーズ?させたとしても《ブレイクアウト》で打ち出されたり《真紅の衝撃》などで後出しされても困る。
また7ターンや8ターン以上拘束したとしてもただフリーズ?しているだけなので、相手が能動的に退かしたり何らかのコストに利用するところまでは制限できない。長期拘束しているとやはりこちらから攻め入る際に邪魔になりやすいので、結局殴り倒してしまう事も往々にしてあるだろう。最終的に確定除去の類を使った方が手っ取り早いという結論に行き着いてしまう。
同系統のフリーズ?拘束ストラテジー?で見ても、影響範囲がより広い《猫の誘惑》?や《ピースブリンガーの聖句》の方が防御性能としてはやや上だといえるだろう。
しかし相手ユニットをかなり長い間縛っておけばやはり邪魔にはなるので、相手の攻める妨害に並び展開を多少抑止することができる利点もある。
覚醒コストなどで置いていたカードを縛っておけば敵軍エリア?のスクエア一つを封殺した上で覚醒の邪魔をできる、など使い所を考えていけば決して悪いカードではない。
使うタイミングも重要で、動かれたら面倒なタイプのユニットが展開してきたらこのカードを使う事で長期拘束から一気にプレッシャーを与えられる。
プランゾーン?から高いコストのカードを狙うにしても白は候補が多く、ファッティ?のようなデッキに投入するだけでも十分なほど機能してくれるだろう。このカード自身もプランゾーン?を作成できるので、その流れから覚醒やプランゾーン?からの展開を狙えると美味しいと言える。
コスト分の働きをするかどうかは使い方やコスト量次第ではあるものの、相手のテンポを崩す役割のカードとしてはそれほど悪いカードではない。
プランゾーン?を上手く調整可能なら上手に狙ってみよう。