《新生獣F・フェルミオン》


《新生獣F・フェルミオン》(しんせいじゅうエフ・フェルミオン)

カードデータ


カード名新生獣F・フェルミオン効果:
隊列召喚−ボトムバー [緑1無2](自分のベーススペースのすべてのスクエアにあなたのカードがある場合、あなたはこのカードを隊列召喚のコストで中央ラインの中央エリアのスクエアに自軍エリアであるかのようにプレイできる。)
このカードが隊列召喚でプレイされてスクエアに置かれた時、あなたはバトルスペースのスクエアにある対象のユニットを1枚選び、ターン終了時まで、パワーを+3000する。
種族ガーゴイル
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト緑2無5移動コスト緑1無2
パワー6500スマッシュ2


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-2IV-2 095/205Rare?-成庵?


解説

 IV-2 禁じられし邂逅にて登場した、?大型?ユニット
 ガーゴイルの1体で、隊列召喚−ボトムバー?を持ち隊列召喚?成功時にターン終了時まで1体パンプアップ?を行う。

 新たな隊列召喚?である、隊列召喚−ボトムバー?を有する。
 隊列召喚−ボトムバー?の条件は、自分のベーススペース?全てに自分のベース?がある場合に可能となるもの。
 今までにあった既存の隊列召喚?とは大きく異なり、ユニットを一切使用しない特徴がある。
 ベース?を並べるだけでかなり簡単にこのユニットを展開する事ができるため、条件を満たすのは難しくない。ベース?ならば何でも良いので、軽量のコストを持つベース?を並べるだけで良いのも強みだろう。

 隊列召喚?に成功した時の恩恵は、バトルスペース?内の対象のユニットにこのターン終了時まで3000のパンプアップ?を行う。
青の隊列召喚−ボトムバー?をもつ蒼冥星ネーレウスハーケン?の効果と混同しやすいが、隊列召喚成功時の効果は異なり、全体ではなく1体をパンプするものである。
 一時的な限りではあるが、パンプできるユニットの色に縛りはなく攻撃にも防御にも扱いやすく効果範囲は広い。
 最低でもこのカード自身のパワーも一時的に9500になるので、出したターンで討ち取られる事もそうそう無い。
 うまいタイミングでパンプできれば自分ユニットを守りながら、スマッシュ?2点ユニットをいきなり中央に展開できるため相手の計算を狂わせるビートも可能になるだろう。

 扱いやすい部類に入る隊列召喚−ボトムバー?だが、いくつか欠点もある。
 隊列召喚?の条件にユニットが不要なので条件は満たしやすい、がベース?を3枚並べなければならないので当然の如くベース?破壊は致命的になる恐れもある。
 またベース?をただ使えば良いというわけではなく、破棄するベース?などを多用しているとこの条件が満たせない場合もあるのでこのカードの投入をするならば構築段階で少しは意識しておく必要もあるだろう。
 よくよく見ると隊列召喚?コストがやや多いのも注意しなくてはならない。他の隊列召喚?よりも満たしやすい条件からか、必要なコストもそれなりの数値なってしまってもいるので計算を間違えないように。
 隊列召喚?成功時の部分は攻めにも守りにも使いやすいわりに、隊列召喚?してしまうとパンプアップ?したこのカードが動けないのは少々苦しい。このカードを隊列召喚?した所で戦況を引っくり返せる所があるかは難しいともいえる。
 また、パンプアップ?ならば加速を与えられる《新生獣D・ダームスタチオン》も存在するので、単体での補助ならあちらを優先した方が良い。

 しかし、やはり隊列召喚?ユニットであり簡単にこのサイズのカードを展開できるのは大きな強み。
 ベース?破壊を貰ったとしても《再誕する迷宮》ならばカバーしやすく、プラント関連や補給?関連のためにベース?を多く投入しているタイプならばこのカードも自然と組み込みやすい。
 扱うベース?次第では追加でパンプアップ?できるためこのカードのパワー以上の働きも十分できると言って良い。《セーブ・ポイント》を敷ければ何回も隊列召喚?して回る芸当を見せる事もある。
 パンプアップ?は使いきりではあるものの、使い所を間違えさえしなければ相手に対して大きな打撃を与える事もできるので狙いどころを絞っていこう。
 いきなり中央ラインの中央エリアに出てくるユニットにしてはサイズが大きく相手が対処できない場合もあるので、そのまま1歩前に出れば隊列召喚−ビッグトライアングル?に繋ぐ事もできるので侮れない。そのままフィニッシャーにもなる相応しいスペックも十分ある。

 サポートが多くベース?と相性の良いカードであるガーゴイルという事も相まって、全体的に見て非常に扱いやすい。
 ガーゴイルデッキや隊列召喚?デッキなどなど採用しやすいカードなので、幅広い局面で戦わせてやろう。

  • ガーゴイルの名前らしく、元ネタとなった原子は「フェルミウム(Fermium)」。 原子番号100、元素記号「Fm」で表し、原子量257.0951μの超ウラン元素。 半減期が短く、化学的にも物理的にもよくわかっていない。 合成は極めて難しいが、原子炉で合成される最も原子番号の大きい元素でもある。 同エキスパンションで登場したマイトネリウムダームスタチウムと性質は非常に似ている。

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