《新生獣D・ダームスタチオン》


《新生獣D・ダームスタチオン》(しんせいじゅうディー・ダームスタチオン)

カードデータ


カード名新生獣D・ダームスタチオン効果:
補給(あなたがこのカードをプレイするコストを支払うにあたり、そのコストを、自分のベーススペースのベースの枚数1枚につき−[無1]する。)
●このカードがプレイされてスクエアに置かれた時、あなたはバトルスペースの対象のユニットを1枚選び、ターン終了時まで、パワーを+2000し以下の能力を与える。『加速(第1バトルステップでバトルダメージを与える。)』
種族ガーゴイル
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト緑1無4移動コスト緑1無1
パワー4500スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-2
魔剣
IV-2 091/105Silverrare-米川 東?


解説

 IV-2 禁じられし邂逅にて登場した、?中型?ガーゴイル
 補給?持ちユニットで、プレイされてスクエアに置かれた時バトルスペース?ユニットへのパンプアップ?を内蔵する。

 一言で表すのなら、補給?《エル・ドラード》
 コスト全体量、スマッシュ?プレイ時付与能力、最大軽減数値とかなり似ている。
 大きく異なるのは共鳴?補給?になっている点であり、そこがこのカードの強みとなっている。
 補給?を最大限活用できれば、[緑1無1]というかなり軽いカードへと変貌し、共鳴?と異なり相手のターンでも軽減を行いやすい。
 そのため、パンプアップ?加速という部分を相手のターンでの迎撃としても使いやすくなっている。
 ベース?が並んでいれば良いだけで、元々の色拘束の緩さから《エル・ドラード》より使いやすい要素を十分に秘めているだろう。

 ただし、プレイ時という狭さやベース?ありきだという点には気をつけて運用したい。
 ベース?破壊には当然弱いが、《大巨人ゴッドファーザーJr.》《悪戯するフェアリー》などの存在からベース?が少なく軽減が上手く行えないという状況も少なくない。
 コンバットトリックをして使いやすいものの、クイックというタイミングで使い切りという部分も惜しい要素。
 《妖魔の薬剤師》のように何度も使えるものではないため、サポートとしても自身のパワーからとしても少々扱い辛い。

 しかし、ベース?があれば簡単にパンプアップ?加速を付与できるのは決して悪いものではない。
 一度だけでも迎撃して相手の攻め手をくじいてやったり、急襲ユニットが攻め込む補助としてなら中々無駄が無い。
 最大軽減で展開した後は、コスト的にお得なカードとして前線に立たせてやるのも良いだろう。投下で相手を討ち取りながら他の自分ユニットパンプアップ?させられればよりお得になる。
 サポートが豊富なガーゴイルという点も相まって、その観点からでも、また色拘束の緩さから多色でも採用できるなど幅広い活躍をする事ができるといえるだろう。
 補給?デッキのお供には十分視野に入るカードなので、プレイングにも色々工夫しつつ使っていこう。

  • ガーゴイルの名前らしく、元ネタとなった原子は「ダームスタチウム(Darmstadtium)」。 原子番号110、元素記号は「Ds」で表し、原子量281μの超ウラン元素。 半減期が非常に短く、安定同位体が無いので化学的・物理的にもよくわかっていない不明な部分が多い。が、色は銀または灰色と推測されている。
    重イオン研究所で発見された事から、その研究所のあるダルムシュタット市が名前の由来。
    ちなみに、原子番号順で言えばマイトネリウムの次にあたる。超ウラン元素、同エキスパンション発や、能力的にも相性が良いことから偶然では無いように思える。

関連ページ


外部リンク

コメント欄