カード名 | 獣騎士ガロン | ☆禁呪1 効果: ●耐性−黒のカード(このカードは黒のカードからダメージを受けず、その対象にならない。) ●このカードのパワーを、あなたのスマッシュゾーンのカードの枚数1枚につき+1000する。 ●プランゾーン効果『覚醒−[あなたのエネルギーゾーンのカードを1枚選び、持ち主のスマッシュゾーンにリリースして置く](このカードを覚醒のコストでプレイしてよい。) 』 | ||
種族/属性 | ライカンスロープ | |||
種別 | ユニット | タイミング | クイック | |
使用コスト | 緑3無2 | 移動コスト | 緑1無1 | |
パワー | 5500 | スマッシュ | 1 |
収録セット | No. | レアリティ | フレーバーテキスト | Illustration |
V-2 | V-2 183/200 | Silverrare | - | ?? |
V-2 栄光の鐘にて登場した、緑?の中型?ライカンスロープ。
覚醒と耐性?2つのキーワード能力を持ち、パンプアップ?できる常在型能力を併せ持つ禁呪1ユニット。
3つの能力を持ち、そのどれもが中々に強力。
耐性?は黒のカードに対応しており、このカードの場持ちをかなり上昇させる要素になる。
黒からの除去?を貰いにくくなるだけでも場持ちは良くなるが、コスト5という部分と自己パンプアップ?可能な部分と相まってかなり際立つ。
パンプアップ?する常在型能力は自らが受けているスマッシュ?点×1000というシンプルなもの。
基礎パワー自体低くは無く、自分で「自殺点」を入れることでコストパフォーマンス以上に大きなパワーを獲得できる事もある。このカード自身の覚醒条件も相まってかなりビートダウン?しやすい要素の一因になっている。
そしてこのカードの覚醒条件はかなり特殊で、自分のエネルギー1枚をスマッシュゾーン?にリリース?で置く事。
エネルギーのリリース?フリーズ?は問わず、スマッシュ?に送るだけで良いので先行1ターン目のプラン?から出てくる事もあり展開そのものはかなり早く行う事ができる。また「自殺点」を増やすためこのカードのパンプアップ?に直結し、覚醒を行えば最低でもパワー6500を獲得する事ができるのも見逃せないだろう。
展開力の高い覚醒に、場持ちを良くする耐性?にビートダウン?を行いやすくする常在型能力と、アタッカーとしては潤沢なものを揃えている所から見ても禁呪1の高いスペックが伺える。
しかし、いくつか癖のあるカードなのでそこをよく考えて使って行きたい。
まず耐性?は黒のカードにしか対応しておらず、対象を取らない除去?全般には無力なので過信は禁物。
最も注意しなければならないのは、覚醒の条件。条件自体は緩いので簡単に覚醒は行えるものの、それにより色のエネルギー1枚をほぼ失ってしまう事には注意しよう。《変炎ゲルハーピー》?や《兎娘キューティ・バニー》らの「自殺点」と大きく異なるのは、デッキからスマッシュ?を増やすわけではなくエネルギーを直接変換させているのでエネルギー総量に違いが無い点にある。いくら緩い条件だからといって覚醒を続けると、色エネルギーが失われて自分の首を絞めかねない。リリース?でスマッシュ?に行くので一時的なテンポ上昇には貢献できるかもしれないが、色濃いカードを使う場合にかなり足枷になってしまうだろう。
通常の「自殺点」とは違うので、《智天使シリウス》や《トードライダー八咫烏》のようなカードとも組み合わせられないのも注意。
天敵は《忠実なる闘士フェンリル》で、スマッシュ?がリリース?しないばかりか対処できないでいるとエネルギーを完全に失ってしまう。
覚醒を搭載する都合から色拘束が厳しいので、手札に来てしまうとやるせない。
簡単い展開できる反面このカードのスマッシュ?数値も物足りない方であり、アタッカーには向くがスマッシャーには向かない。
ただそこはされど禁呪1。しっかり相性の良いカードと組み合わせて使えば問題ない。
容易に自らのスマッシュ?が増えるので、《クリスタル・コロニー》があれば安定しやすく《守護兵ヒッポ》や《鉄腕シルバーバック》とも種族的な繋がりから組み合わせやすい。覚醒条件から《プラン通り》と併用しても良いかもしれない。覚醒促進なら《大陸アルドのフェアリー》でも良いだろう。
エネルギー損失を軽減させるためエネルギーブーストや、エネルギーを回復させるカードがあれば扱いやすさが向上し、失った損失のカバーも楽にできる。ここは緑?のお家芸、使い勝手から色々模索したい。
「自殺点」そのものをアドバンテージへと切り替える《プラチナドラゴン》や《トードライダー黒狼王》、《古獣人インペリアル》とも相性は抜群。このカードは「自殺点」に送るカードを選べるため、《プラチナドラゴン》や《そして天使は地に落ちる》のような「自殺点」の中身を重要視するカードとシナジーする。《トードライダー黒狼王》はその能力に加え種族的な繋がりから強力なシナジーを発揮できると言える。
「自殺点」を増加させていけばパワー7000以上は楽に達成できるので、黒の除去?を中心とした相手には悪夢のようなカードになる。《幽魔タスヴィーリー》や《調整体ノゼ》といった採用率の高いカードでは対処されない優秀なカードとして使っていこう。