《降魔拳士シュナイダー》


《降魔拳士シュナイダー》(こうまけんしシュナイダー)

カードデータ


カード名降魔拳士シュナイダー効果:
バトルスペースのスクエアに「冥府の飢狼スカーフェイス」がある場合、ゲームから取り除かれているあなたのユニットの枚数3枚につき、このカードのパワーを+500する。
墓地効果(このカードが墓地にある場合、以下のテキストが有効になる。)[あなたの墓地にある黒のユニットを3枚選び、ゲームから取り除く]《ノーマル》あなたはこのカードを自分のユニットのない自軍エリアの対象のスクエアにフリーズ状態で置く。
種族ヴァンパイア
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト黒3無3移動コスト黒1無2
パワー6000スマッシュ2


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-2IV-2 031/105Silverrare-金田 榮路?


解説

 IV-2 禁じられし邂逅にて登場した、大型?ヴァンパイア
 《冥府の餓狼スカーフェイス》存在時に発動するパンプアップ?墓地効果?による自己蘇生能力を兼ね備える。

 《吸血拳士シュナイダー》リメイク?され、能力が追加された。
 パンプアップ?バトルスペース?上に《冥府の餓狼スカーフェイス》が存在する時にのみ機能する。やや限定的ではあるものの、除外?されているユニットの枚数×500というものは除外?が苦手な系列にとって役に立ちやすい。また、後半の墓地効果?の部分にも繋がって機能するようになるため使いこなせれば悪くない数値になるだろう。
 墓地効果?の部分は自分自身をリアニメイト?する起動型能力の自己蘇生。
 自分の墓地ユニットを3枚除外するコストを支払う事でこのカードを自分ユニットの無い自軍エリアフリーズ?で置く事ができる。
 起動型能力のタイミングがノーマル?である事に加え、フリーズ?する関係上《スカルジャイアント》のように一気に詰みに行くというのは難しい。また、墓地からのユニットコストとするので場合によってはそれにより大きな損失を負ってしまう可能性もある。
 しかし、エネルギーを払う必要は無い。またバトルスペースのカードや手札からの支払いも無く、《小覇王メビウス》のようにデッキを削る事無くこちらからピンポイントで墓地からユニットを除外できる部分は魅力。大型?除外?から《悪魔竜エキドナ》に繋げる事ができればこのカードを蘇生させた以上のアドバンテージを叩きだせる。除外により先のパンプアップ?に繋げられるのも大きい。また比較的簡単にユニットを増やす事ができるので、《明日には本気を出す》を活用できれば1ターン内で何回も蘇生できる。これによりバトルスペース?ユニットコストとするためのカードの発動補助としてもうってつけだと言えるだろう。

 いくつか強力な部分を備えているのは間違い無いのだが、それでも扱い辛い。
 墓地効果?の特殊性や《冥府の餓狼スカーフェイス》との部分を考えるとある程度特化させた構築が求められる事もあり、墓地除外を上手くアドバンテージに繋げられなければ苦しい。またこちらからは墓地を除外する必要があるため相手の墓地焼きにも当然弱くなる。

 このカードを最大限使っていくならば工夫が必要になり、やや構築が難しい。
 しかし今までのカードには無い魅力があるので、除外?部分などに着目して使っていこう。
 ただし色も決定的に異なり互いの色拘束も厳しい《冥府の餓狼スカーフェイス》と組み合わせるのは非常に困難なので、考え無しに併用する事だけは避けよう。確かにあちらがいなければパンプアップ?は機能しないが、それ以上に両者を安易に組み合わせる方のリスクが高い。デッキ構築に自信のある猛者や、どうしても共闘させたい場合は頑張って挑戦してみてはいかがだろうか。

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