《光の巫女ホリプパ》


《光の巫女ホリプパ》(ひかりのみこホリプパ)

カードデータ


カード名光の巫女ホリプパ効果:
●あなたのスマッシュゾーンのカードの枚数が相手より少なければ、このカードのパワーを+3000する。
●このカードが中央エリアか敵軍エリアに置かれた時、あなたはバトルスペースの対象のユニットを1枚まで選び、Xのダメージを与える。Xはこのカードのパワーと等しい。
●[相手の墓地のカードを3枚選び、除外する] 《ノーマル》 あなたはこのカードをこのカードと隣接する対象のバトルスクエアにリリースして置く。
種族/属性コロボックル
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト赤3無4移動コスト赤1無2
パワー6000スマッシュ2


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
V-2V-2 030/200Silverrare-??


解説

 V-2 栄光の鐘にて登場した、大型?コロボックル
 条件付で自己パンプアップ?を行う常在型能力中央エリア?敵軍エリア?に置かれた時に火力を発生させる誘発型能力、相手の墓地のカードを除外してリリースイン?する起動型能力を備えるユニット

 能力的には《幽魔タスヴィーリー》といった感じ。
 このカードの備える3つの能力はどれも強力かつ強烈。
 相手のスマッシュ?より自分のスマッシュ?点が少なければ発生する自己パンプアップ?の上昇値は3000と高い。
 このパンプアップ?が適応されると、このカードのパワーは9000になり、後半の2つの能力にとっても大きく作用する。
 中央エリア?敵軍エリア?に置かれた時に火力を発生する誘発型能力は強力で、その数値はこのカードのパワーに依存する。一応中央投下しても機能し、最低でも6000のダメージを与えられる。
 『1枚まで〜』というテキストであるため自爆することも無く、自己パンプアップ?を受けている状態であればその火力数値は9000へと跳ね上がり、また反復横飛び?を繰り返すと何度も何度も火力が誘発し使い切りでは無いという点においても評価が高い。
 そして起動型能力の部分は、バトルスペース?に存在するこのカードを自力でリリースイン?させつつ移動させる。
 コストは相手の墓地のカードを3枚除外するだけで、こちらから支払う必要は一切無くその上でこのカードを敵軍エリア?へと向かわせる事も不可能ではない。
 ここで自己パンプアップ?を受けているならばパワー9000にスマッシュ?2と詰めの局面においても十分役に立つ。
 そして忘れてはいけないのが、火力の部分をこちらから非常に効率良く使える事にもある。相手の墓地を除外し続けるだけでこのカードがリリースイン?し、何度も何度も火力を飛ばしてくるとなると実に脅威だと言えるだろう。

 火力で盤面を荒らし、かつフィニッシャーにすらなれるほどの実力を持つが《幽魔タスヴィーリー》と異なりこのカードには安定しない要素が含まれている事がこのカードの難点。
 起動型能力リリースイン?は確かにこちらからコストを払う必要は無いが、どう足掻いても相手の墓地に依存してしまう性質のために局所で安定しない場合が多い。
 特に覚醒によって自らの墓地コストにするカードが増加している中で、このカードが登場するまでに相手の墓地にカードが残っておらずあと一回起動できれば勝てるのに起動できない、という場面もあるだろう。
 コロボックル内でも相手の墓地のカードを除外するカードが多いため、その辺りのカード達とも一部アンチシナジーが生まれてしまっている。

 しかし、相手に依存してしまう性質はプレイングの範疇や、このカードを中盤あたりで展開させる事での工夫などをしたい。
 《光の勇者マキリ》は劣勢時に非常に弱いが、こちらは相手の墓地にカードさえあれば火力を生み続けられスマッシュ?数値が安定して2もあるのでどんな状況でも活躍が見込める。
 コロボックルの優秀なサポートとして《命の歌声シュシュ》の登場でこのカードを非常に低コストで登場させる事も不可能ではなくなりコロボックルでは《鋭い爪アムルイ》に並ぶ切り札として運用できる。
 また別段コロボックルというところに拘らずとも非常に有効的かつ汎用性の高い能力を備えているため、を主軸としたデッキ全般に採用しやすい。

 不安定な要素を持っている代わりに、このカードは禁呪クラスにも引けを取らないほどの強さがあるため、幅広い活躍をさせてやろう。

  • 《導きの杖ホリプパ》の強化版リメイクという立ち位置だが、イラストが「VF」仕様になった以外に真新しい点が無い。
    だが名前の二つ名は意外とマッチしているようにも見える。
  • V-2グランプリ決勝大会参加賞として、《光の巫女ホリプパ》のイラストパラレル仕様が配布された。このイラストは初代ホリプパである《魔を払う者ホリプパ》の「VF」なので懐かしく感じた人も多いだろう。
    2011年7月16日〜の公認大会上位賞商品において上記と同じイラストパラレル仕様が配布された。

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