《古獣人インペリアル》


《古獣人インペリアル》(こじゅうじんインペリアル)

カードデータ


カード名古獣人インペリアル☆禁呪3
効果:
このカードが手札からスクエアに置かれた時、あなたは自分の山札の1番上のカードを持ち主のスマッシュゾーンにリリース状態で置く。
カードがあなたのスマッシュゾーンに置かれた時、あなたはバトルスペースのスクエアにある対象のユニットを1枚まで選び、持ち主のエネルギーゾーンにフリーズ状態で置く。
種族ライカンスロープ
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト緑3無5移動コスト緑1無2
パワー10000スマッシュ2


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-3IV-3 098/105Rare?指を折られたら腕を折る。まぶたを切られたら目をえぐる。覚悟しろ、貴様らはオレを怒らせた。甲壱?


解説

 IV-3 王を超える力にて登場した、?大型?ライカンスロープ

 王を超える力にて全色に登場した、禁呪3を持ち合わせる大型?ユニットサイクル??

 コストは8と重いながら、規格外の性能を誇っている1体。
 パワー10000にスマッシュ?2を実現しているだけで大半のユニットを蹴散らせながらゲームエンドに持ち込める。更にこれに加えて除去?を備えているので、盤面への制圧力は計り知れない。
 CIP時に発動するものは《兎娘キューティ・バニー》と同じく「自殺点」を自分に与えるもの。
 元々「自殺点」はゲーム序盤から中盤にかけて、相手とのエネルギー差を明確にしテンポを握るために使用されるためこのカードのように大型?が登場する終盤付近においてはリスクが高くなってしまう。《兎娘キューティ・バニー》のような小型?ユニットが序盤に使ってこそ真価を発揮するものであるため、このような重いカードにそれが搭載されている事は一種のデメリットに近い。
 ただし、このカードの除去?能力が「自殺点」に直結しているような性能である事が大きな要素。
 このカードのもう一つの誘発型能力が、スマッシュ?が自分に入った時にバトルスペースのユニットを1体までエネルギーに送る事ができるというもの。
 これは相手からのスマッシュ?のみならず、自分から「自殺点」を受けた場合にも発生するので能動的にも使用できる。当然だが、このカード自身が搭載している「自殺点」能力によっても発生させられるので1回なら自身だけでも機能する。このカードをバトルスペースに展開した後に、他の「自殺点」持ちユニットを叩き込む事で相手ユニットを大きく排除しつつ攻めの体勢を整えられるだろう。またこのカードが立っているだけで相手は1、2点を与える程度のスマッシュ?を行い辛くなるのでけん制としてもその存在感を遺憾無く発揮するなど抜け目が無い。

 単体は非常に強力ではあるものの、どうしても使い辛い部分も多い。
 このカードのコストは重いために早期展開が難しい。
 加えて、除去発生への条件がやや受身であり、また「自殺点」の都合から連続して使用するリスクが高いという点もネックだろう。
 このカードを手札に抱えていても、自分にスマッシュ?が6点入っていればこのカード自身が「自殺点」を入れてしまう都合からどうしても出す事ができず腐る恐れもある。
 その逆で、早めに展開できたは良いもののこのカードは継続して「自殺点」を入れる事ができない。そのため除去?を使うためには他の「自殺点」持ちのユニットに頼らなければならないが、手札に《兎娘キューティ・バニー》などを握っていない状態なら盤面上ですらこのカードは腐りかけてしまう。
 除去?を連続で発生させてもエネルギーに送ってしまうので相手の切り返しに弱いという側面も抱えてしまう事になる。
 強大なスペックの代償に禁呪3を負ってしまったのも非常に辛く、このカードを採用するにあたりデッキによっては禁呪の取得選択がかなり苦しくなるのも辛い。

 単体では確かに強力だが、その性能を完全に引き出すのは難しく他のサポートと併用しながらある程度専用に特化させた構築が求められるだろう。
 このカードを早々に盤面に出したいなら、?が得意とするエネルギーブーストのみならず、各種サーチ達とも組み合わせたい。禁呪の関係から《風邪ひいちゃうよ?》は難しいので《もう我慢できない》などならば簡単に手札に加えられる。
 またライカンスロープには「自殺点」ユニットが多いので、それらと共に《獣王覚醒》を併用できればかなり簡単にこのカードを登場させる事が可能となる。
 スマッシュ?を自分に入れすぎてしまうのが怖いならば、何らかのカードでスマッシュ?を回復させるカードを採用したい。特にトードライダー?シリーズは、色・種族ともにかなり噛み合っているため「自殺点」を入れる→回復するという流れを形成できれば非常に強力だろう。またい色を併用できるなら《クリスタル・コロニー》で生存範囲を拡大できれば使いやすくなるといえる。
 他にも、《巨熊シザーズ》《鉄腕シルバーバック》というようなスマッシュ?数値に依存して強化されるライカンスロープもいるので、このカードで除去しながら非常に高い範囲でビートダウン?を行えるので相性がいい。
 少々奇をてらうが、安全かつ継続的かつ攻撃的にスマッシュ?点が欲しいなら《巌斬島》という選択もありだろう。

 単体での性能に加え併用するカードによっては禁呪3すらもものともしない活躍ができるので、伸びしろは非常に大きい。
 使い慣れなれが必要になるが、この禁呪3の暴れ牛を是非乗りこなしてみて欲しい。

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コメント欄

  • 獣黄シリーズ -- 2012-07-22 (日) 22:13:22