《機神兵カンノン》


《機神兵カンノン》(きしんへいカンノン)

カードデータ


カード名機神兵カンノン効果:
隊列召喚−ビッグトライアングル [赤1](自分のベーススペースの左右のラインと中央ラインの敵軍エリアのすべてのスクエアにあなたのカードがある場合、あなたはこのカードを隊列召喚のコストで中央ラインの中央エリアのスクエアに自軍エリアであるかのようにプレイできる。)
このカードが隊列召喚でプレイされてスクエアに置かれた時、あなたはバトルスペースのスクエアにあるすべての自分のユニットをリリースし、ターン終了時まで、スマッシュを+1する。
種族イフリート
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト赤2無5移動コスト赤1無2
パワー6000スマッシュ2


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-2IV-2 012/105Common?-K2商会?


解説

 IV-2 禁じられし邂逅にて登場した、大型?イフリート
 隊列召喚−ビッグトライアングル?を持ち、隊列召喚?成功時にスマッシュ?を付与する事ができる。

 イフリートが送る隊列召喚?ユニットで、隊列召喚?成功時のメリットが大きいのがかなりの強みを持つ。
 言わずと知れた超強力な1枚で、新たな隊列召喚−ビッグトライアングル?を持つ。
 名前の似ている隊列召喚−トライアングル?との性質は大きく異なり、こちらは三角の底辺の両端を結ぶ部分がベース?となっている特徴を持つ。
 どちらが成功しやすいかは構築次第ではあるが、ベース?なら基本的に何でも良いので、ベース?破壊を貰わなければ簡単に満たせると言う事も加わりこちらの方がやや満たしやすい。
 ユニットを敵軍エリアに進めるには、速攻?クイック移動できる能力のあるカード、他には閃光?を利用したい。また、相手の隙を突いて普通に移動しても問題無い。
 必要なユニット数も手間も大きく異なるので、この隊列召喚−ビッグトライアングル?は専用の構築をしなくとも十分に満たせる範囲だと言えるだろう。

 隊列召喚?成功時の効果は、自分のユニットを全てリリース?、かつスマッシュ?数値を自分のユニット全てに1加えるという驚愕のもの。
 単純計算するだけで、隊列召喚?のために三角の先端に利用したユニットスマッシュ?が2ならばこのカードを隊列召喚?するだけで即座に全てがリリース?するので一瞬でゲームが終わる事になる。
 もし三角の先端に置いたユニットが対処されたとしてもこのリリース?及びスマッシュ?追加はバトルスペース?にある全ての自分ユニットに適応されるため、移動コストの安いユニットを自軍エリアに待機しておき、相手の抵抗を受けた際でも安全にスマッシュ?に持ち込めるなどなど抜け目が無さ過ぎる。
 このカードを利用したデッキがほぼ全てワンターンキルすら可能になると言えばそのぶっ飛び具合がうかがい知れるだろう。この隊列召喚?に必要なコストもかなり軽いと言う点も使い勝手を上げ、プラン?というシステムもある事から対処の難しさもあった。

 このカードを最大限活用し、《融解戦鬼灼熱王》と組み合わせた「灼熱カンノン」といったデッキタイプやこのカードを軸として動くデッキが流行。そうでなくとも素早いビートデッキにこれを混ぜるだけで瞬間的にとんでもない致死スマッシュを叩き出せるようになった。
 その結果、あまりにもやり過ぎたという点から、登場後三ヶ月後に警戒カード?制限カードを通り越していきなり禁止カード?に指定された。制限指定のスピードに関しては《エビアクトレス》の登場まで破られる事の無かった記録である。

 とにかくその性能は決まれば勝利と言えるほどのものであり、究極アルティメットグランプリなどの機会がある場合なら使っても良いだろう。言わずもがなだがノーマル形式では使用できないため注意するように。知らずに入れっぱなしにはしないようにしよう。

  • かなりのスピードで禁止カード?に指定されたが、このカードの強さからやはり仕方が無いという声が相次いだ。このカードに一部対抗できると言われた《ラッパ・ドリアード》もほぼ同時期に禁止カード?になった事から考えると、隊列召喚?系列カードの調整バランスの難しさが伺える。何にせよ悲しい一幕を呼ぶ事になった。
    このカードと同時期に厳しい制限指定を受けたカードの多くは後に解除されたが、こちらは《ラッパ・ドリアード》と共に未だ不動の禁止カード?に君臨している。

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