《焔魔ヨツビシ》


《焔魔ヨツビシ》(えんまヨツビシ)

カードデータ


カード名焔魔ヨツビシ効果:
あなたの墓地の1番上にあるカードが種族「フレアロード」のユニットの場合、このカードのパワーを+4000する。
[このカードを廃棄する]《バトル》あなたはバトルスペースのスクエアにある対象の赤のユニットを1枚選び、ターン終了時まで、パワーを+3000する。
[無1 いずれかのプレイヤーの墓地にあるカードを2枚選び、ゲームから取り除く]《バトル》ターン終了時まで、このカードのパワーを+500する。
種族フレアロード
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト赤2無2移動コスト赤1無1
パワー3500スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-4IV-4 007/100Uncommon?-天野 喜孝


解説

 IV-4 天魔光臨にて登場した、中型?ユニット
 フレアロードの一体で、お馴染みの効果に加え墓地を調整する効果を持つ。

 コストにしては物足りない能力値だが、フレアロードでのパンプアップ?効果によりパワーを4000も上昇できるため平均以上は簡単に実現できる。
 自身を破棄しパワーを与える効果は《焔魔ツジガハナ》と同様だが、やはりこのコストユニットを破棄するだけでパンプアップ?程度しか魅力が無いのはいただけないためオマケとして、状況次第で墓地調整できる程度で考えて良いだろう。

 このカードの特性はフレアロードでも単独で自分の墓地を調整できるという点にある。
 自己内蔵型《マントルを漂う遺跡》に近いもので、バトル?タイミングという素早いタイミングで調節を行える。
 そもそも墓地を常に調整していく必要があるフレアロードにおいて単独で墓地を簡単に調整できるというのは非常に大きい。
 墓地に依存する都合上この効果の有用性は言わずもがなこの効果によりパンプアップ?できるのも強いだろう。
 加えて相手の墓地にすら干渉できるという万能さを見せる。
 相手はこのユニットが立っているだけで安易にリアニメイト?サルベージ?を使えないためそれらを軸にするタイプには大きなけん制として働く。
 同様に《消えない涙トゥペケンヌペ》《祭儀の踊り子リムセ》というような相手の墓地枚数に依存しやすいユニットも補助できるためフレアロードに囚われない幅広い活躍が期待できるだろう。

 《焔魔セイガイハ》が登場したことによりこのカードの効果の重要性も高くなった。
 しかし《焔魔ツジガハナ》同様に自身を破棄する効果は《焔魔セイガイハ》との噛み合わせがよくないため使い道はよく考えよう。
 また、コストパフォーマンスの高い《焔魔ツユシバ》《焔魔ヤガスリ》のお陰で若干活躍の幅が狭まってしまったか。

  • 「ヨツビシ(四菱)」というのは菱文様の一つで、花菱と共に家紋によく用いられる。
    四菱は別名「武田菱」とも言い、あの有名な武田家の家紋として非常に有名だろう。
    ひし形が四つ集まったものが四菱で、これが基本形となり「割れ菱」「重ね菱」「三菱」といった違う形状の派生もある。
    由来は定かではないが、菱文様は古く奈良・飛鳥時代にも見られる文様で平安時代には公家の衣装にも使用された。
    イラスト?を見ると四菱文様は使用されていない、が背景にある赤い円に合わせたポーズから、四菱文様を使わず抽象的に家紋としての四菱を体現しているように見える上手い構図になっているだろう。

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