《焔魔キッショウ》


《焔魔キッショウ》(えんまキッショウ)

カードデータ


カード名焔魔キッショウ☆禁呪2
効果:
あなたの墓地の1番上にあるカードが種族「フレアロード」のユニットの場合、このカードのパワーを+2000しスマッシュを+1する。
[バトルスペースのスクエアにある赤のあなたのユニットを1枚選び、廃棄する]《クイック》あなたはこのカードをこのカードと隣接する自分のユニットのないバトルスペースの対象のスクエアにリリース状態で置く。
種族フレアロード
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト赤3無4移動コスト赤1無2
パワー7500スマッシュ2


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-4IV-4 012/100Uncommon?-天野 喜孝


解説

 IV-4 天魔光臨?にて登場した、大型?フレアロード
 禁呪2を持ち、フレアロードにおいて切り札となりえる効果を持つ。

 フレアロード最大の大きさに禁呪2、その効果からフィニッシャーとして十分な性能を誇る。
 フレアロードお馴染みのパンプアップ?効果は若干低めになっているが、元々のパワーが違うためこれはさほど気にならない。
 それよりも元々スマッシュ?2を持っているのにも関わらず自身で更に上乗せできるというのはあまりにも脅威。
 墓地調整を主眼に置いたフレアロードならば難しい条件では無く、ほぼ常時パワー9500に加えスマッシュ?3ユニットとして活用できる。
 そうなれば移動にかかるコストが若干辛く、自身の重さも相まって素早い動きができない、と思いきやなんとリリース?特性すら兼ね備えているという万能っぷり。
 ユニットを破棄する必要はあるが、見方によっては《機神兵アミダ》よりも楽に条件を満たしやすい。
 フレアロードで固められたデッキではフレアロードを破棄し前に動くことで当然自身の効果の条件を自然に満たすことができ、フレアロード特性とも十分噛み合っている。
 この大きさのユニットがそれだけで一歩前にリリース?で出てくるというのは恐ろしいものがあるだろう。

 《マントルを漂う遺跡》とは相性が良い。その効果から破格とも言えるパンプアップ?を受けることでまず殴り負けることは無い。
 また《千一夜城》と併用すると相手のやる気を削ぐほどのスマッシュ?値を獲得できる化け物に変貌してしまう。
 《真紅の衝撃》が登場した事で、相手はスマッシュ?が3点近く溜まるだけで黄色信号が点滅してしまう状態になりこのカードを警戒しなくてはならなくなった。
 妙な悩みかもしれないが《焔魔ツユシバ》《焔魔ヤガスリ》といった使いやすく素早いフレアロードが多数登場した事により、重いこのカードが出てくる前に決着が付いてしまい活躍できないという状況が多々発生する事に。

 しかしそれでもフレアロードで固めたデッキにおいては他の禁呪を差し置いて採用しても問題の無い能力値に加え安定したフィニッシャーとして活用できる。
 フレアロード統一の意義でもあるので、是非活躍させてやりたい。

  • 「キッショウ(吉祥)」というのはフレアロードから察するに、「吉祥文様」から。
    「有職模様」の一つ、縁起が良いとされる図柄を指したもの全般で固定された図面や図柄は存在しない。
    例えば、「鶴と亀」「松竹梅」というような代表的なものから、「オシドリ」「コウモリ」「亀甲」「龍」「七宝」「月桂樹」など多種多様に存在し、「青海波」もこれに属する。
    それぞれ縁起の良いものを指すのだが、ヨーロッパ文化圏ではコウモリは不吉だというような例も存在する。
    イラスト?は特定の構図、形状が描かれておらず背景も無地のため具体的に何を指しているかはわからない。
    しかし「吉祥」という名前から仏教の守護神「吉祥天」からなのかもしれない。
    「吉祥天」はその名の通り、富や幸福という吉祥を司り美女の代名詞とも。
    これだけではイマイチイラスト?や能力と繋がらないが、一説には毘沙門天の妃または妹という一説もあったり、ヒンドゥー教のヴィシュヌの化身とされていたり、説を辿ると文様だけに縛られない自由な姿が確認できる。

関連ページ

【フレアロード】


外部リンク

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