《マスター無形ブレード》


《マスター無形ブレード》(マスターむけいブレード)

カードデータ


カード名マスター無形ブレード☆禁呪2
効果:
[無1 いずれかのプレイヤーの墓地にあるカードを3枚選び、ゲームから取り除く]《ノーマル》このターンの間、あなたがこのカードの移動コストを支払うまで、このカードの移動コストを[無0]にする。
プランゾーン効果(このカードがプランゾーンにある場合、以下のテキストが有効になる。)バトルスペースのスクエアにあるすべての種族「ブレードマスター」のあなたのユニットのパワーを+1000しスマッシュを+1する。
種族ブレードマスター
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト赤2無3移動コスト赤1無1
パワー6000スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
IV-3IV-3 008/105Common?-獅子猿?


解説

 IV-3 王を超える力にて登場した、中型?ユニット
 ブレードマスターの一体であり、種族をサポートする効果に墓地焼きを搭載した禁呪2。

 ブレードマスターで初の禁呪持ちユニットなだけにその効果は中々。
 墓地焼きだが、こちらはかなりシンプルなもので無色1と軽いコストながら互いの墓地から3枚ものカードを排除できる。
 加えて自身をフリーズするなどの制限が無いため、エネルギーさえ支払えればいくらでも墓地を燃やし続けられるのでリアニメイト?を軸としている相手にはかなり刺さる。
 この除外?コストという扱いなのも大きく、阻害される事も少ない。
 除外?コストに機能するのは移動コストの踏み倒し。自身の移動コストを次の一回分だけごまかすことができ、エネルギー的にも少し得をする。
 墓地を焼く必要があるが、相手の墓地を根こそぎ焼いてこのカードが前に出てきたら相手にとってはたまらない。
 最近では墓地コストに発動してくるカードも多く、もし相手に刺さらなくとも除外しておくだけで安心感が得られる。
 自分の墓地を焼く事もできる。ディスアドバンテージになる場合もあるが、《隠れ潜むバイオレットエッジ》を利用している場合は有利になる場合もあるので使い方次第となるか。

 もう一つはブレードマスターの代表的なプランゾーン効果?
 これによりブレードマスターを全体的に補助することが可能だが、その数値は1000と低い。故にこの効果で特筆すべき点はスマッシュ?数値を常時上げられる事だろう。
 数値自体は低めなもののこれにより高いスマッシュ?を得る事で早々にゲームエンドに持ち込む事が可能となる。また《マスター八双ブレード》《マスター居合ブレード》とは異なり、数値は低いもののパンプアップ?が常時得られるのも魅力の一つといえよう。

 問題点として上げられるのが、このカード単体ではさほど高い能力を持っていないところだろうか。
 ステータスも全体的に及第点であり、墓地焼きを行えるものの盤面に出てできるのはそれくらい。単体ではどうしようも無いという状況が多々発生する。
 移動コストはごまかせるが、それでもこのカードで踏みにいけるユニットは限られてしまうし、スマッシュ?が2点無いのでフィニッシャーとして活用が難しいのも難点だといえよう。
 上記に上げた点は欠点と呼べるものではないのかもしれないが、それでも禁呪2が持つ性能としてはどうしても平坦に見えてしまう。

 このカードを活かすならばブレードマスターならではの種族サポートを大きく活用させていきたい。
 パワーを大きく強化する《マスター牙突ブレード》とは、墓地焼きができるこのカードとの相性がかなり良く相互にシナジーが見込めるといえる。
 それでも不安ならば《マスター飛燕ブレード》などを構えていれば戦闘ではめっぽう強くなるだろう。《マスター居合ブレード》と絡めれば移動コストを誤魔化せる都合から相手を踏みやすくなり、またスマッシュ?への補助を見込むことができる。殴りに行く時はこのカードのコストが5というのもミソ。
 プランゾーン効果?に関しては基本的には運次第だが、《マスター飛燕ブレード》《マスター万手ブレード》から広範囲にブレードマスターを展開した後に《ブレードマスター・タクティクス》で能動的に使えばゲームを終わらせることができたりもする。これは団結種族ならではの戦法といえるので、有効的に使って行きたい。

 単体では見劣りしやすいが、ブレードマスターという点ではかなり強力なユニットとして働いてくれる。
 投入する際は禁呪をものともしない活躍が望まれるので、是非活躍させてやろう。

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