カード名 | サンダークラップ・ガール | 効果: あなたは、このカードをプレイするコストを支払うにあたり、追加コストとして自分の手札にあるカードを1枚選び、持ち主の墓地に置いてよい。 このカードがプランゾーンからスクエアに置かれた時、このカードの追加コストを支払っていたならば、あなたはバトルスペースにある対象のユニットを1枚選び、6000のダメージを与える。そうする時、このカードの追加コストで墓地に置いたカードがベースならば、かわりに9000のダメージを与える。 | ||
種族 | ハーピー | |||
種別 | ユニット | タイミング | クイック | |
使用コスト | 赤1無2 | 移動コスト | 赤1無1 | |
パワー | 3000 | スマッシュ | 1 |
収録セット | No. | レアリティ | フレーバーテキスト | Illustration |
IV-2 | IV-2 004/105 | Silverrare | - | Kuratch!? |
IV-2 禁じられし邂逅にて登場した、赤の小型?ハーピィ?。
プラン?からプレイされ手札から追加コストを払っている場合に高い火力を発生する条件付誘発型能力持つ1体。
追加コスト要求ユニットであり、条件はやや厳しいものだが高火力を実現できる魅力のある1体。
プラン?からプレイされ、その際手札を1枚墓地に置く事によって単体を対象に6000という火力を生み出せる。これだけなら《ステルス・スナイパー》の方が緩い条件だが、追加コストがベース?ならばその火力は9000に跳ね上がる。
手札消費はあるが、このカードの使用コストで9000もの火力を生み出せたのなら儲けもの。むしろプラン?からのプレイが必要という事なので、手札消費枚数で見ると普通に手札からこのカードをプレイしているものと変わらない。それで6000ないし9000の火力はかなり破格だろう。
だがしかし、そもそも火力を生むためには手札からのプレイでは意味を為さず、またプラン?から普通にプレイしても追加コストが払えない場合ならば一切意味が無い。
そのため手札に来ると完全に死に札と化すので、引き運次第では完全な事故要員になりかねず、《ステルス・スナイパー》や《ミラージュ・スナイパー》と異なり自身だけではデッキには戻せないなど運用面での危険性も高い。
赤という色の都合から手札が枯渇してしまう場合も少なくないのでプラン?にこのカードが見えても死に札になる危険も含んでしまっている。
このカードを最大限活用するなら、火力という部分のみならず手札を自分から捨てるという部分をデメリットとしてではなくメリットとして活用したい。
《刀の墓場》ならば、ベース?でありながら墓地効果?によりベーススペース?に戻ってこれるので相性が良い。またこれら墓地効果?持ちカード以外でも《突貫工リリア》ならば一部ではあるがそれらを使いまわすことができる。
またベース?を捨てなければならないとは書いていないので、ストラテジー?やユニットを能動的に捨てる役割を果たしてくれる場合もあるのも見逃せない。
連動?に関連するストラテジー?を早々に破棄し、素早く後続のストラテジー?の効力を増加させる方法も取れる。
ユニットを破棄するならば手札に来ると処理に困る《ミラージュ・スナイパー》などの系列や自力で蘇生可能な《小覇王メビウス》や《用心棒ラルフ》、《アルカード伯爵》など墓地効果?を持つユニットを送っておけば無駄が少ない。リアニメイト?にこそ意義のあるユニットを送るのも効果的。
このカードも手札に来るとかなり困るが、むしろこのカードをドローしてしまった場合、逆に一分の憂いも無くエネルギーゾーンに置けるのもメリットとして捕らえられるか。
手札コストが必要条件である部分から使い辛い印象を受けがちだが、能動的に手札を捨てられるというのは決して弱い部分ではない。
この部分はデッキビルダーの工夫のしどころを見せられる部分でもあるので、オリジナルのギミックを組み込むのも面白いと言えるだろう。
秘めた可能性の大きいカードなので、是非とも活躍させてやろう。