《アトロシティ・アトラス》


《アトロシティ・アトラス》(あとろしてぃ・あとらす)

カードデータ


カード名アトロシティ・アトラス効果:
●このカードがスクエア以外からスクエアに置かれた時、あなたはバトルスペースの対象のユニットを2枚選び、それぞれのユニットを向きを変えずに置き換える。
プランゾーン効果『覚醒−[バトルスペースのリリース状態のあなたのユニットを1枚選び、フリーズする](このカードを覚醒のコストでプレイしてよい。) 』
種族/属性シルフ
種別ユニットタイミングクイック
使用コスト青2無1移動コスト青1無1
パワー2500スマッシュ1


ゲーム外カードデータ

収録セットNo.レアリティフレーバーテキストIllustration
V-1V-1 91/205Silverrare-??


解説

 V-1 覚醒の刻にて登場した、覚醒持ちユニット
 シルフの一体で、らしい非常に高性能な入れ替え能力を持っている。

 覚醒コストそのものは軽く、また自身のコストもそれほど重くないため出す分には問題は無いがどうにもパワーの低さが目立ってしまう。
 純粋に《変炎獣ゲルハーピー》と相打ちに取られてしまうので、出した瞬間やられてしまうことも多くその点では残念といえる。

 しかしそれを覆せるほどの大きな魅力がこのカードの能力には存在している。
 バトルスペース?にあれば敵味方問わずどんなユニットでも入れ替えが可能なので使い道は数えるのもバカバカしくなるほど非常に多い。

 単純に味方ユニットと相手ユニットを入れ替えてしまい攻めに使ったりするだけではない。
 踏まれそうになった味方を生存させるために逃がしたり、強い味方のユニットと入れ替えて《神を討つ魔剣の勇者》などで返り討ちにしてもいいだろう。
 加えて説明するが、相手ユニットも動かせることに着目しルールエフェクト?で返り討ちにするという手もある。ルール上相手のユニット同士は戦闘できない、正確に言えば同一スクエア内に存在する事ができないという事になっている。つまり相手がこちらのユニットを踏みに来た時にこのカードの効果でバトルスペース?内に存在する別の相手ユニットと入れ替えてしまうと踏みに来たユニットはルール上存在できない扱いとなり無条件で吹っ飛ばせると言う芸当ができたりもする。
 これをやられると相手は非常に困る事請け合いなのでタイミングが合えば反撃の狼煙にもなるだろう。

 他にも色々入れ替えが利くので、隊列召喚?の補助・相手の強固な布陣を抜けてトドメの一撃にと運用方法は正に無限大。
 わかりやすくスカイロードと組んでも良いが、他に《Gジャーニー・スピリット》の補助としても有用性が高い。
 除去?もできず《Gジャーニー・スピリット》で踏めないサイズのユニットと入れ替えてしまえば実に安全に「到達マーカー」を置く事ができるからだ。

 CIP時にも発動でき、このカードのコストもさほど重くは無いので手札に引いてしまってもそれほど腐る心配も無いだろう。

 欠点はパワーが低い事、覚醒で展開しやすいもののあまり考えず無理に出してしまうと強制効果であるゆえに自分の首を絞めてしまいかねないのには注意したい。
 また対象を取る?ので対象にされたユニットのどちらかが効果解決時?に存在しなければ効果そのものが不発になる。使われた際の対策にもなるのでおこう。
 シルバーレア?は伊達じゃない。秘めている力と可能性の大きさは随一なので、自分だけの使い方を模索して相手を翻弄してしまおう。

  • ネーミングだけ見るとベース?のようにも見える。
    ちなみに「アトロシティ(ATROCITY)」というのは街の名前ではなく「極悪非道・残忍・残虐」などを意味している。他にも「悪趣味な・いやらしいもの」という意味も持っており、このカードの効果を使われた側から見て体感的に表しているようにも思えなくは無いか。「アトラス」はギリシャ神話に登場する巨人の名前が一般的だが、イラストを見るに東南アジアに生息する「アトラスオオカブト」を意味していると思われる。このカブトムシの気性は残忍、残虐とされ、アトロシティというのはそれも踏まえているのだろう。 イラスト?で何かを守っているようにも見えなくは無いので、もしかしたら「アトロシティ」という街を支える「アトラス(巨人)」といったダブルミーニングも兼ねているのかもしれない。

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