田村隆一


#amazon(4061983849)

田村隆一(1923-1998)は『わが酒の讃歌(うた)?』(徳間書店、1975年) の翻訳者

 巣鴨生まれの戦後を代表する詩人の一人で、鮎川信夫らと『荒地』を創刊した。詩集に、『四千の日と夜』(1956)、『緑の思想』(1967)、『奴隷の歓び』(1984)、『ハミングバード』(1992)などがある。また、ハヤカワ・ポケット・ミステリの編集者となり、アガサ・クリスティの『スタイルズ荘の怪事件』やロアルド・ダールの『あなたに似た人』などの翻訳を手掛ける。
 文庫版の『わが酒の讃歌』には、コリン・ウィルソンを題材とした田村隆一の詩が掲載されている。CWと田村隆一は酒を愛するという共通点がある。