Gloria sei dir gesungen,
mit Menschen- und englischen Zungen,
mit Harfen und mit Zimbeln schön.
Von Zwölf Perlen sind die Pforten
an deiner Stadt, wir sind Konsorten
der Engel hoch um deinen Thron.
Kein Aug' hat je gespuert,
kein Ohr hat je gehört,
solche Freude, des sind wir froh,
jo, jo ewig in dulci jubilo.
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Let a Gloria be sung unto you,
with human and angelic tongues,
with harps and with fair cymbals.
Made of a dozen pearls are the gates
at your city, we are consorts
of angels high about your throne.
No eye has ever espied,
no ear has ever heard
such delight as we rejoice in,
ay, ay forever in dulci jubilo.
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栄光の讃歌があなたに捧げられますように、
人や天使の言葉で、
ハープと美しいシンバルで。
12個の真珠の門のある
あなたの街で、私たちは天使とともに
あなたの高き玉座の周りに集います。
誰も目にしたことのない、
誰も耳にしたことのない、
素晴らしい喜びを私たちは味わいます。
わーい、わーい、と永遠に甘き歓喜のうちに。
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栄光が汝に歌われますように(第3節)
栄光があなたに歌われますように、
人と天使の舌によって、
美わしき竪琴とシンバルの音色も従えて。
門は12の真珠を伴い、
われらもあなたの町で
高きにいます天使と共にあなたの御座を囲もう。
誰も見たことがなく、
誰も聞いたことがない
それほどの喜び。
われらはそれを喜ぶ、
万歳、万歳!
永遠に優しき喜びのうちに。
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栄光は歌うだろう
人と天使の言葉で,
ハープとシンバル (ツィンバロン) を伴奏にして。
十二の真珠だ, 汝の町に至る
それらの門は; 我等は仲間となる
汝の玉座の周りを高く回る天使と。
どの目も未だ感じることはなかった,
どの耳も未だ聞くことはなかった
このような喜びを。
それを我々は喜ぶ,
おお, おお,
甘き歓喜よ永遠に。
(BWV140 07-Choral)
注) 12 の真珠, の 12 はユダヤ民族の 12 部族のこと。 行数を数えてみると 12 行で書かれている詩が多いことに注目。
最後の行の Ewig in dulci jubilo は良く分からない。 Latin 語か ?
Teldec 版の booklet についている英語訳は To God in dulci jubilo でやっぱりなんだか分からなかったらしい (Bach のカンタータを聞こうという人は Latin ぐらい分かると思ったのかもしれない)。フランス語訳はもっとさぼっていて Alleluja ! でごまかしている。
なるしーさんに羅和辞典で調べていただいたところ: dulci の語源は dulcis で 「甘い・美味」「魅力的」 「喜び・楽しみ」という意味も含んでいるようです。 イタリア語のdolce. jubiloは語源も同じで「叫ぶ」 「歓呼」 の意味です。 ということなので, だいたい上記の意味で良いと思われる。
http://www.nn.iij4u.or.jp/~hsat/misc/music/bwv140.html
(ä、ö、ü)