マグドゥーラの地下水道調査で発見された遺跡。
かつてそこは、とある錬金術師の研究所の一つだった。
機械の迷宮の最奥に眠る筺(はこ)が絶望を呼び寄せる中、
女王サングリエルは、一つの決断を下す……
アリアンロッドRPG「絶望の筺」
「絶望の存在する場所、必ず希望も存在すること忘るるべからず」
【ギルド】至高のクラン?によるオンラインセッションの2回目として予定されていたシナリオ。
【街】マグドゥーラの地下に発見された錬金術の遺跡の奥には、「パンドラシステム」という装置があった。
それは地の時代に作り出された殺戮機械ジャガーノートを制御しようという試みの元に作られた物で、完全な制御を回復するには至らなかったが、ジャガーノートの移動する先を特定位置に指定することができた。
そのパンドラシステムを巡り、マグドゥーラを滅ぼそうとするラルディック(妖魔)と戦うというシナリオである。
シナリオ作為時点での戦闘バランスでは、それほど間違ってはいなかったと思えたシナリオ。
しかし誤算は、PC側の防御能力が高すぎたこと。また「ジョイフル・ジョイフル」によって、パンドラシステムを制御できるルチア=ラビアが1Rに複数回行動できたことも大きかった。
それらの理由のせいで、微妙に緊張感が薄かった。
とはいえ、まぁ成功したシナリオだと言って良いだろう。