ハルファス


キャラクター設定

クラス:ウィザード/セージ

【ギルド】魔賓館に所属する高位魔族。
「白翼の知将」の二つ名を持ち、知略を信条とした活動を行っている。
また、人間を使って好奇心や興味を満たすための「実験」を行うことがある。その一つが「刻印」と呼ばれる物で、これを身に受けた者は身体の一部(利き腕であることが多い)が瘴気に包まれる。
対象は肉体の老化が停止し、また刻印を通じてハルファスの強大な力を借り受けることができるが、同時に邪悪化が少しずつ進行し、一年で完全に邪悪化してしまう。そうなる前にハルファスの分身体を倒すことができれば、さらに一年の猶予を得ることができる。
彼の元には、このような経緯で邪悪化した者たち(エルセミナなど)が配下として数名から数十名いると言われているが、彼自身はそのような者たちにはさして興味を残しておらず、むしろ刻印に対し抗い続ける者たちを興味深く見守っている。
そのような一人が、ダード=ノエグンドである。

かように邪悪かつ知的な行動を行うハルファスであるが、かつてはまったく別の顔を持っていた。
彼の正体は、神々との戦において活躍した功績により、邪神から強大な力を授かったハルパスの内の一体である。
当時はその豪腕と剣術から「血塗られた黒鳥」などと呼ばれていた。
しかし風の時代。「大空の支配者」ダイム=ダラム?と組んでエリンディルの空を支配しようとした際、エルダが技術の粋を集めて作りあげた飛行魔導戦艦ヴァーチャー?の、美しくも強い力に魅せられてしまう。
いくら強大であっても、粗野な力には限界がある。
戦友ダイム=ダラムの封印を通じてそのことを悟ったハルファスは自らを恥じ、魔術を修得。自身の過去を抹消する。
現在では彼を「血塗られた黒鳥」の名で呼ぶ者はいないが、もしこの二つ名を知る者がいたならば、ハルファスはその者をどんな手を使ってでも葬り去ろうとするだろう。